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牧野信一「雛菊と雲雀と少年の話」

本日は牧野信一「雛菊と雲雀と少年の話」を朗読しております。

野心や羨望の気持ちなどは少しも持たない雛菊のありようが、驕り高ぶったり傲慢であったりする牡丹やチューリップとは対照的に、清々しく描かれています。
そんな雛菊の美しさを見出し、雲雀は心惹かれるのでした。
さて、ふたりを待っていた運命とは…?

牧野信一は私の従伯父(いとこおじ・父の年嵩の従兄)です。
牧野信一の作品はほかに、
「地球儀」「香水の虹」「ライス・ワッフルの友」「街上スケツチ」
「どうしたら私は憐れな彼女を悸さずに済せるだらう」
「センチメンタル・ドライヴ」「鸚鵡の思ひ出」
「I Am Not A Poet, But I Am A Poet.」「四郎と口笛」「蛍」「心配な写真」
「舞踏学校見物」「小田原の夏」「満里子のこと」「秋雨の絶間」「蘭丸の絵」
「周一と空気銃とハーモニカ」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。