見出し画像

「自分らしいプロフィール写真とは」を意識と体験できた日。

はじめまして「美しいと思うデザインは美味しい」牧瀬です。
福岡でフリーランスwebデザイナーとして活動しており、4月から専門学校 九州デザイナー学院で非常勤講師をします。

このnoteは、前田デザインの仲良しメンバーにtwitterのプロフィール写真をゲリラで撮影してもらったときに感じた自分らしさとはと、気づいたことを書いた日記のようなものです。

4月3日 福岡 夜8時過ぎ頃

僕は大阪へ向かうために、夜行バスに乗りました。目的は、webサイト制作でも携わっている「#勝てるデザイン 出版記念パーティ in NASU大阪事務所」への参加です。このパーティーは、僕の人生の中でも特別な記憶の一つになっています。素敵なパーティーに終わりましたが、今回はプロフィール写真のことを書きたいと思います。

初めての夜行バスは11時間×猫背×わくわくで寝れない

運転手さんが丁寧な運転で無事に大阪へ連れて行ってくれたことに感謝します。本当にありがとうございます。ただ、私の猫背と性格は長距離バスに向かないようでした。

目的地の大阪梅田は途中下車のため、寝過ごしたらやばいだろうな...と、初めてながらに不安でした。バスの中で満足に寝られなかったおかげで、寝過ごすことはありませんでした。今日の任務完了です。

4月4日 大阪駅 朝7時半頃 集合

大阪に無事到着し、東京夜行バス組のメンバーとも無事合流できました。僕の大好きな牛丼をみんなで食べて、大阪駅で一枚。
「#勝てるデザイン 出版記念パーティ in NASU大阪事務所」は12時からなので約4時間半、自由時間です。

ゆったん & そうへいくん

余談:座席による体勢の制限があることや、明日のパーティーで前田デザイン室のみんなに会える楽しみで、バスの中であまり寝ることが出来なかった僕は、当日の「勝てるデザイントークイベント『勝てるデザインとNASUメンバー座談会』」の前半を睡魔を完全に取り込んで聴いていました。本当にどうにも出来ませんでした。すみません....

「Twitterのプロフィール写真を撮って欲しい...」

僕は今回、旅のサブミッションに「Twitterのプロフィール写真を更新する」を設定していました。今のプロフィール写真も気に入っていたのですが、NEXT STAGEへ行くためにそろそろ変えたいなと思っていました。

大阪駅の屋上とトークを堪能したあと、勇気を出して「プロフィール写真を撮って欲しい」とお願いしました。こんなお願いをするのは恥ずかしいものです。快く「いいよ!」と言ってくれたゆったんと、そうへいくんには感謝しています。

特にゆったんは、「どこが良いかな、検索するね、大阪の記憶思い出すね、とりあえず〇〇行こうか」と、ものすごい熱量でした。途中で、(あれ、今日って撮影の仕事入ってたっけ?)と勘違いするほどでした。そうへいくんも、カメラアングルを気にしてくれたり、僕の視線先をサポートしてくれたり、踊ってくれたり、次第に笑顔になり緊張がほぐれていきました。

そんな思い出の最初の一枚目がこちら。

画像1

カッピカピに乾いた流木くらい硬い表情です。なんでポケット気になるの。どこ見てるの...でも、現場では3人で「お~!!w っぽいっぽい」と盛り上がったのを覚えています。背景を変えて取り直したり、自然な雰囲気で取ったり、3人でいろいろ思考錯誤しました。

画像2

いーや、両方のポケットいっちゃった!総撮影枚数は約50枚ほどでした。ボラギノールのCM作れるんじゃないかなってくらい撮影してもらいました。

僕らしさがない

撮ってもらっているうちに、なんか自分らしくないなってことに気づきました。これは、「勝てるデザインのはじめに」でも出てきた「ならではのデザイン」じゃないなと思ったのです。

"ならではのデザインというのは言い換えると、「主語が変わったら成立しないデザイン」ということです。Aというクライアント向けのデザインは、Aならではのデザインでなくてはならない。他のクライアントBでも成立するものでは、勝てるデザインとは言えません。 ――項目 P148~を参照してください。"

直立でポーズを決めるのは、僕らしくないし、誰でも良いような気がしてきました。なにしろ、普通に構えるのはめっちゃ恥ずかしい。
そこで、あえてイケてないポージングをしました。そんな一枚目がこちら。

画像3

いい感じ!撮ってもらっている意識が出てきました。
真顔 + 少しふざけたポーズの相反する不思議な組み合わせがシュールに演出できて、正解への歯車が動き出しました。"ならでは"とまでは行かなくても、インスタントな現場での正解を導けた気がしました。嬉しい。

一人ではそこまで気づけなかっただろうし、撮れなかったと思います。もしまたプロフィール写真を取るなら、このポーズで行きたいですね。

方向性が決まってからは、早かったです。このポーズを軸に背景を探すだけです。良い背景を目指して歩いていると、ちょうど緑が生い茂るロフトがありました。

今までは、僕の服装と背景が暗く、全体的に重い写真になっていたので、緑は相性が良いのではと思いました。

4月4日 ロフト前 朝9時半頃 プロフィール写真が決定

そんな最終Fixした、グリーンバックの写真がこちら。エスコバルは意識していません。

画像4

撮影してくれたゆったんは、写真を確認するたびに、自身のtwitterアカウントのプロフィール画像に仮置して丸いアイコンの状態で見せてくれました。さすがプロです。実際の見え方まで意識出来ていて、こんな人に仕事頼みたいなと、ひっそり思っていました。

両手の位置も「左、左...いきすぎ、ストップ!」と指示をもらい、いい感じにセッティングできました。最初の一枚目を見ると、自分の感覚だと位置がかなりずれている事がわかります。ほんとに勉強になりました。

そうして、今のプロフィール写真に着地しました。
ゲリラにも関わらず協力してくれたゆったんそうへいくん、本当にありがとうございます!
終わり。

今回の件で学んだこと

・ならではのデザインやルールは、どこでも通用するということ
・とりあえず一枚撮ってみよう、の気持ちで自分の壁を壊すことが大切
・自分の感覚だけでなく、客観的に見てもらうことも大切
・いつもと違うことをするのは楽しい
・たくさん歩くと太ももが痛い
・朝は気持ちいい

勝てるデザイン webサイト 
※ サイト上ではじめに、目次が確認できます。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
またね!

私のTwitter
私の作品集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?