盛岡台湾プロレスへの道~第2章 みちのくプロレスの『岩山プロレス』とはなんぞや?

2022年夏のことである。
みちのくプロレス(通称:みちプロ)の夏のイベント『岩山プロレス』が8月初旬に開催された。

問題はお盆直前の平日開催ということだ。

普段はアウトソーシング系の仕事をしている自分。
昔はIT系サービスだったのだが、最近は行政や一般企業関連のサービス系の仕事が多くなってしまいカレンダー通りの業務なのだ。
しかも、自分と組んでいる仕事の相棒は、夏休み中の子持ち。そしてお盆の近いこの時期は休みの希望を出されるため、なかなか休みづらいのである。

仕事が暇になる時期でもあり、魂は仕事になかったが、この時の『岩山プロレス』参加はあきらめた。

しかし、自分の所属する台湾カルチャー研究会の会長が参加してくれ、様子を報告してくれた。

そして、私にはみちプロに関しては強い味方がいる。
みちプロのスポンサー、じゃじゃ麺ファンクラブ会長 工藤あられさんだ。
彼女は一部で「オタクのたくちゃん」と言われている岩手県知事達増拓也氏と学友でもあり、本人はサブカルクイーンである。

当日は豪雨。
晴れ女の自分が行けなかったせいだろうか。
いずれ、心の涙の雨には違いない。

工藤あられさんのTwitter報告を観たがなんとも楽しそうである。

週刊プロレスの取材も入ったようで「だいぶアレな」と書かれていたファンで盛り上がったらしいとか。

Twitterの皆様も、想像のはるか斜め以上を行く試合の写真を数々投稿している。
(確かにアレなファン達ではある。)
「盛岡台湾プロレスやりたい」と彼女が最初に言ったのではないかと謂われる、盛岡の古書店ポノブックスさんの投稿もあった。

これらの数々の投稿を見て、もちろんみちプロの斜め上行く試合に驚くばかりだが、レスラーの方々の満面の笑みをみると本人たちが試合を一番楽しんでいるのかもしれない感じも漂ってくる。

この舞台の岩山パークランドは生誕半世紀近い私が子供の頃にはすでに存在しており、現在では岩手県唯一の遊園地となっている。
もちろん、年期はそれなりでしかも日本の田舎の遊園地だ。
映画『すずめの戸締り』で関西で廃墟の遊園地のシーンがあったが、一歩間違えればあのレベル。

確かに小説『リングサイド』の舞台にあった「廃墟で試合」するシーンのイメージにも重ならないわけでもない。
まあ、なによりこの写真の数々。画面から面白さがはみ出ている写真ばかりで大笑いしながら満喫できそうだ。

これはいいね。確かに。
台湾や韓流アイドルのファンミーティングのようである。
次回は参加したい。
(2023年8月10日に開催予定)

補足 
岩山パークランドの入園料400円だけでこのイベントを観ることが可能。(限定で別料金の指定席あり)
家族みんなで岩山プロレスへ。







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