聴き方で相手の話す内容が変わる?
先日のアドラー心理学ELM講座の開催レポにて、「聴く」ということについて書きました。
身近な人の話を聴くことはとっても大事と書いたのですが、ここ数日で「あること」に気づいてしまいました。
「あること」とは…
聴き方によって相手の話す内容も変わる
ということ。はい、タイトルのままですね(笑)。
新年度になり、我が家の子どもたちの話題は新しい担任の先生のこと、クラスのお友達のことでいっぱい。
今年は姉妹共々初めての先生なので、特に担任の先生の話が多いです。
そんな風に我が子が先生の話をしてくる時、あなたはどんな聴き方をしますか?
どんな聴き方…というよりは、どこに注目して聴きますか?
私は、「ヨイ点」に注目して聴いています。
例えば、先生が授業中に話した言葉について喋ってきたら、「そこでその返し、やっぱり◯◯先生って面白いね!さっすが〜!」という感じです。
先生が何か失敗した話だったとしたら、「先生最近頑張り過ぎだけんちょっと疲れが出たのかなぁ。でも、◯◯先生でも失敗するんだね、なんか安心するわ。」など、、。
そうやって、聴く側が「ヨイ出し」や「勇気づけ」の反応を返していると、話す方も自然とそっちの内容に持っていこうとするんですね。
特に親子で話している時はなおさらです。
だって、子どもたちはママが大好き♡
そんな大好きなママが先生のヨイところを話すと喜んでくれるのであれば、もっともっと話したくなりますよね。
きっと、子どもは頭の中でその日の先生へのヨイ出しができるエピソードを探すことでしょう。
我が子もそうです。
小6長女は「今日はこんな風に言っておられて、面白かったんだよー!」と毎日教えてくれます。
で、長女が先生のヨイ出しをしていると、小2次女も負けじと「うちの先生もね!」とヨイ出しで対抗してくるので、プラスの相乗効果になっているんですよね♡
では逆に、、、ママが先生のダメなところにばかり注目しながら聴いていたとしたら?
どうなるかは分かりますよね。
その子はきっと「ママは先生のダメなところに興味を持ってくれる!」と思って、どんどん先生のダメ出しをして学校でもダメなところを探すことになるでしょう。
これは、気を付けないとけっこうあるあるだと思いますよ~。
ママたちの集まりって学校(又は園)の話題になりがちで、必ず先生の話も出てきます。でね、先生へのダメ出しで盛り上がること、ありませんか?
この場合、聴き手はダメ出しのたびに「うんうん、そうよね~」「私もそう思ってたわ~」など妙に共感力高く上手に聴くんです(笑)。
そうやって先生のダメエピソードを持ち寄って、みんなでダメ出しを膨らませていき、最後には「今年の担任ハズレよね~」なんてまとめられちゃたりして。う~ん、怖い・・・。教員の立場からしたら恐怖でしかないですよ(笑)。
もちろん、ヨイ出し名人のママたちの集まりもあり、そんな空間にいると心地よくて嬉しくなります♡
というわけで、聴き手が何に注目して聴くかはとっても大事。
その聴き方次第で、話す方もどこを重点的に話すかが変わってきますからね。
せっかくの新年度スタート時期。
子どもの話もヨイ側面に注目して聴いていきたいですね。
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