子どもの目線のおかげ
得意げな表情と、少し恥ずかしさの入り混じる様子で登園した朝。
登園途中にお友達の名札が落ちていた。発見し、拾い、お届けした時の娘っ子の顔といったら。
*
昨朝、同じく登園途中、娘が落ちてる名札に気づいた。
「あの色はたぶん幼稚園の名札だしー、マークもあったから」
ブツブツ呟く娘を無視して、急ぐよーと声をかけて走って登園した。
走りながら娘の話を無視しちゃったなと謝り、明日また確認しようと言って昨日は登園。
今朝、同じ場所を通ると、たしかに名札がある!!しかも同じ幼稚園のだ!!
娘も気になっていたからか、ついてるマークのお友達の名前を覚えてきてた。
昨日はわからないって言ってたのに。
ということで、名札を広い、1日放置したことを詫び、幼稚園へお届け。
困っていたようで、たいそう喜んでもらえて、娘も嬉しそう。
ちいさな子どもだからこその目線。
届けた方がいいという彼女なりの正義感。
少し前に、これまたおサイフを落としてるのを見つけた娘っ子と、交番にお届けしたことも覚えているようで。
「落とし物は困っちゃうからね〜」
と言いながら、自慢げな顔をする娘っ子。
4歳になり、幼稚園に行きだしてからの成長が本当に著しい。
帰り道、靴をはいて前をみた彼女が一言。
「あっ、虹が出てるー!!
さっきまで雨ふってて、あがったからかな」
うっすい虹。
だけど娘にははっきり見えるようで。
彼女の目にうつる景色、もの。
理解度もあがって。
母も得意げな心持ちになったよ。
ありがとう!
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