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コーチングの練習、いつまでやるか

コーチングスクールに通っていたり
関連する講座を受けていると

コーチ同士、受講生同士で
相互セッションをすることがあります。

平たく言えば「練習」です。


本を読んだことしかない。
座学で学んだだけ。
初心者でセッションをやったことがない。
…こういう場合には、練習が必要だと思います。

が、
資格を取ってからも練習を続けている
コーチはたくさんいます。

いつまで練習をすればいいのでしょうか?



◆素人を相手にした練習


練習の相手として考えられるのは
・コーチングを知らない人
(ここでは”素人”と表現します)
・コーチ仲間
だと思います。


素人相手にコーチングをする場合、

「よくわからんけどセッションを受けてみる」
「なんか面白そうだからやってみる」
「友達だから練習に付き合う」
 …こんな感じが多いですね。

練習相手がいるだけありがたいのですが、

このとき、相手には
どうしようもなく悩んでいることや
なんとしてでも叶えたい理想は、あるでしょうか?

おそらく無いはずです。


どうしようもなく悩んでいたり
なんとしてでも叶えたいのであれば
すでに何かしら取り組んでいます。
(本気なら、お金も払っているでしょう)


素人相手の練習では、

相手の理想の未来がない場合が多いので
コーチのベクトルは、自分に向きます。

時間配分どうしようか
次は何を聞こうか
なんか、うまく引き出せたな
こういう聞き方の方が良かったかな…などなど。


そして、相手からのフィードバックや感想は
表面的で耳障りの良いものが大半です。

あえて厳しいことを言う必要もないですし
本気で、お金を支払って受けているわけでもないので
ふわっとしてしまいます。
(ある意味、当然の結果ですね)


◆コーチを相手にした練習


コーチ同士で練習している人も多いですね。

気心の知れた仲間だと、安心感があります。
コーチングをもっと広めたい!という気持ちも膨らみます。

しかしながら、
コーチ同士で集まって練習しているだけでは
広まることはありません。


また、傍から見ると、
「仲良しクラブ」みたいに見えることもあります。

仲良しクラブを結成するためにコーチになったのでしょうか。

違いますよね。


ひとりでも多くのクライアントさんを
助けたいと思っていたはずです。

そうであるならば、一日でも早く
クライアントさんを相手にセッションをしたほうがいいです。


◆練習から本番へ


コーチングは、
コーチだけが本気でも結果は出ないし
クライアントだけが本気でも結果は出ません。

お互いに本気で向き合う、
取り組むからこそ、
結果に繋がるものです。


コーチ
クライアント
では、なかなか本気にはなれないです。


無料で練習を続けるのではなく
対価をいただいて(対価を支払っていただいて)

価値のあるセッションをしていきましょう。



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