ロジャー・ムーアらしいボンド~映画『007/オクトパシー』感想(ネタバレなし)~

(以下、映画『007/オクトパシー』の感想ですが、物語の核心に迫るようなネタバレはありません。ただし、映画に関する情報を出来るだけ入れないで鑑賞したいという方はご注意ください。)


『007/オクトパシー』を見た。

007は「ファベルジュの卵」の秘密を追い、インドへ向かう。同じく「ファベルジュの卵」を狙うカマルと死闘を繰り広げるが、オクトパシーという名の女性が現れる。

アバンタイトルの最後のセリフや、内輪ノリ溢れるギャグなど、ロジャー・ムーアらしい力の抜けた雰囲気を楽しめる007作品だ。
オクトパシーが率いる軍団のアクロバティックなアクションなど、ケレン味あふれるシーンもワクワクする。しかし同時に、列車の上の格闘など迫力満点のシリアスなアクションも堪能でき、エンターテインメントとして申し分ない逸品だと思う。それにしても、007を順番に見ていくと、『ミッション・インポッシブル』シリーズが『007』シリーズに深く影響を受けていることが良く分かる。

主題歌の「All Time High」も名曲。

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