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「苦手な人」とはどうやって関わればいい!?気持ちを楽にするための3つのヒント

「みんなと仲良くしなければダメだ」と子どもの頃から言われてきた方も多いのではないでしょうか?しかし冷静に考えると、無茶な要求をするなあと思います。もしその時に、「そんなことを言うあなたはみんなと仲良くしてるんですか?」と聞き返したりしたら、ドギマギした空気が流れそうであります、、

お互いに違う考えや目的を持った他人同士だからこそ、時には対立が起こることも当然にあります。そんな時は無理やりに表面的に仲良くすることが全てではありません。そういった関わりも波風立てないようでいて、内面はジワジワとストレスが積もるのではないかと思います。

今回はそんな「苦手だ」と感じる人との関わり方について記事にしています。


①「何が自分に苦手だと感じさせるのか」を探してみる

まず一つには、その相手に対して何が自分の中に”ざらつき”を生むのかを探してみるという方法があります。相手と向き合って生まれたネガティブ感情を、内省の入口として活用するんですね。

結局のところ全ては「自分の感じ方の問題」というのは、ストイックでありつつも本質でもあります。なので苦手な相手から感じるものほど、自分の中にある何かしらの経験や思考パターンにクリーンヒットしている可能性があるわけですね。

私も以前、めちゃくちゃ苦手だなーと思う人に出会ったことがあります。ざっくり言うと、「自分はこんなに頑張っているのにお前はダメだ」というスタンスで関わってくるので、非常に苦手でした。。

ただビリビリと自分の中に湧き上がるものを感じてみると、相手の中にある「こんなに頑張っているのに」という自己犠牲の背景にある自信のなさ、そんなものが私の内面を刺激しているということに気が付きました。

つまり問題の本質としては、「私自身が自分ちょっと自信がなかった」というところにあったんですね。苦手な相手からは、こういった気付きを得ることができます。

②絶対に関わらなければいけないというわけではない

一方で大切なのは、そうはいっても苦手な相手をなんでも受け入れて自分と向き合う必要があるわけではないよ、ということです。常にあらゆる状況で自分と向き合う修行僧でなければいけないわけではありません!

さきほどの例を別の視点から眺めてみると、自分の自己犠牲を担保に他人を支配しようとする意図というのは、そもそも不健全です。誰しもそういったものに敢えてお付き合いする義務はありません。そのこと自体は相手の問題であり、私たちの問題ではありません。

「みんなと仲良くしなければダメだ」なんてことはなく、自分の尊厳をいたずらに踏みにじったり、また自分の思うように行動を支配しようとする人などとは、距離を置いて関わらない権利が誰にもあります。自分と他人の線引きをしっかり持つことも大切ですね。

③勇気を出してNOを伝える

もう一つ大切な関わりとしては、相手の不快な言葉や行動などにしっかりNOを伝えるということです。自分の気持ちを表現する勇気を持って、一歩踏み出してみます。

そもそも相手は私たちが嫌な思いをしている、という自覚がないかもしれません。その責任の半分は、声を出さずにいる私たちにもあります。

もちろん対立が起こるかもしれませんが、人と人との関わりに対立があること自体は自然なことです。違う考えや目的を持っているのだから、当然なんですね。

口に出すときのポイントはいくつかあります。強い非難や侮辱的な皮肉をなるべく避けること。「あなたは〇〇すべきだ」と言わずに「私は〇〇と感じている」などと主語を自分にすること。また、対立後の関係回復の試みを尊重することも重要です。

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いかがでしたでしょうか。ぜひ「苦手だな」と感じたときは、何か一歩を試してみてくださいね。


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