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最終出勤日の気持ち

先日退職のご報告をさせていただきましたが、本日はついに最終出勤日でした。

実は計画的に有給を取りすぎた結果、割と退職日ギリギリまで出勤する必要性が生じてしいましたw

そんなわけで、今現在の気持ちをピン留めしておこうと思います。


開放感と不安感の混ざった心地

まず確実に肩の荷が降りたような開放感がありますね。私は大した立場があったわけではない木端役人でしたが、それでも正直組織の看板を下ろせた安堵感はあります。

もう災害や選挙で強制動員されることもないですしね。これ数としてはほとんどなかったですが、台風が来るたびに「呼ばれるか呼ばれないか」というプレッシャーを受けてたなと今になって感じます。

あと、私は比較的歯に衣着せず発信してる方でしたが、それでもある程度は立場上自分を抑圧せざるを得ないストレスも大きかったです。

そんなもろもろからの開放感と同時に、もちろん不安感も混じった気持ちです。はじめて訪れる国の空港に、長時間のフライトの後に降り立ったような感覚ですねw

もちろん労働法にガッチリ守られた身分を放棄したというリアリティのある不安感もありますが、それよりむしろ、エッジを越えて新しい世界に飛び込んでいくざわつきによる不安が大きいのかなという感覚です。まぁ産みの苦しみであります。

物語はだいたい閉じることができた

退職届を出してからの1月半、過去12年9ヶ月にお世話になった色々な方に会って話す機会をいただくことができました。(ちょっと時間が足りなくて、年明けにもオーバーしてお会いする予定ですw)

大変な仕事を一緒にこなした方々と久々に話すのは、とても楽しい時間でした。結構時が経ちだいぶ出世した方、別の部署に行った方など色々ですね。

振り返ると本当に苦しい時ほど良い仲間に巡り会ったなと思います。もう一回その仕事をやれと言われたらNo thanksですが…笑

実は同じことを感じてる人がたくさんいた

最後の最後となるとみなさん本音をポロポロ話してくれます。正直、世代に関係なく「できればキャリアを変えたい」と考えている方は結構多かったです。

退職することを伝えて一番多かった反応が、「うらやましい」だったかな…。

この辺りのエンゲージメントの低さはかなり根深いなと思いますし、だからこそコーチングの道に自分が入ったのは正しいなと改めて確信したりもしました。

色々な迷いを抱えながら日々を生きていくのは普通のことだと思います。だからこそ、そういった方々のお力になれるよう、コーチングを提供させていただきたいと願っています。


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