多品種少量生産時代の「在庫診断」の考え方
こんにちは、マジセミ寺田です。
いつもマジセミにご参加いただきありがとうございます!
今回は、「多品種少量生産時代の「在庫診断」の考え方」というテーマについて解説するセミナーを企画しました。
2024年6月4日(火)10:00 - 11:00
進む製造業の多品種少量生産へのシフト
近年、製造業界はグローバル化の進展、消費者ニーズの多様化、およびサプライチェーンの最適化など、厳しい事業環境に直面しています。これに伴い、消費者の要求の細分化が進み、製品のライフサイクルは短縮されています。
このような背景から、製造業の企業は市場の要求に柔軟に対応する必要があり、多品種少量生産へのシフトが進んでいます。
求められる在庫管理の適正化
多品種少量生産に段階的に移行する中で、企業は取引先を増やし、それに伴って製品の種類も増加しています。これにより、在庫管理が複雑化し、多くの企業が需要の予測が難しいために安全在庫を増やしています。
しかし、在庫が増えると、倉庫のコストが増えるほか、在庫の陳腐化リスクと過剰在庫によるキャッシュフローの悪化につながるリスクがあります。
一方で在庫を持たないことにもリスクがあります。自然災害やパンデミック、サイバー攻撃などのセキュリティインシデントにより仕入先から納品できないことで、製造できない事態に陥ることがあります。継続したモノづくりを行うためにも必要最小限の在庫を持つ必要があります。
そのため、市場の変化に柔軟に対応しながら生産コストを削減するために、適正な在庫数を把握できる仕組みが求められます。
圧迫し続ける過剰在庫に対処する、多品種少量生産時代の「在庫診断」の考え方とは
本セミナーでは、倉庫管理システム「HYPERSOL WMS」と生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場」の在庫課題発見ツールである「EX在庫診断」及び「EX在庫シミュレータ」を組み合わせ、組立加工業の過剰在庫問題への対処と適正在庫数の定義方法について詳しく解説します。
「HYPERSOL WMS」は、現品ラベルに印字されたQRコードをハンディーターミナルで読み込むことにより、庫内物流を誰でも簡単にかつ効率よく管理できるシステムです。フリーロケーション、ロット管理、先入先出に対応し、出庫・出荷ミスをなくして倉庫内の有効活用、在庫管理精度の向上を図ります。
「EX在庫診断」と「EX在庫シミュレータ」は、「Factory-ONE 電脳工場」で集計された過去の在庫データを活用し、ダッシュボード、散布図、ABC分析を通じて情報を多角的に可視化・分析します。これらのツールを使って、理想的な在庫状態のシミュレーションを行うことが可能です。従来、担当者の経験に依存して行われていた作業を客観的なデータに基づいて数値やグラフで明確にし、課題品目を抽出して事前検証を行う事により、適正在庫数を定義することが可能になります。
組立加工業に関わる方で、過剰在庫により管理工数やコスト増加に悩まれている方、適正在庫数の定義方法に悩まれている方、正確な在庫数をリアルタイムで可視化・分析したい方、などに特におすすめです。
開催企業
■主催
三菱電機ITソリューションズ株式会社
■協力
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社
★ここでしか聞けない内容です!★
2024年6月4日(火)10:00 - 11:00
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