見出し画像

新たな刺激:リアルポーカー

人生の後半戦を充実させるには新しい刺激が必要だと、以前から考えている(これを「逆・ジャネの法則」と呼んでいる)。

半年前、アニソンとブレイクダンスで知られるRAB(リアルアキバボーイズ)の推し活を始めてからは、新体験の連続だった。

彼らは動画で、ダンス以外にも様々な活動の様子を公開している。

その中でも、特に興味があったのが、ポーカー(テキサスホールデム)だ。

・ポーカーをやってみたい

RABが24時間ライブの中で、リアル店舗でポーカーをする動画を目にし、その読み合いの深さにゲーマー心がザワついたのが4ヶ月ほど前のことだ。

すぐにプレイしてみたかったが、誰も知らない中で、全く知らない店舗に入ることに躊躇し、しばらくは二の足を踏んでいた。

だが、先月半ばに、ついにフォローが吹き始めた。

RABムラトミさんが主催するテキサスホールデムのポーカーイベントが、1月下旬に、なんと徒歩圏内の店で開催されるというのだ。

少なくとも、ムラトミさんという(自分だけが一方的に)知っている人はいる訳だし、何よりごく近所であるという気軽さから、すぐに抽選申込を行なった。

次の週には当選通知を受け取ることになり、そこから一気に、やる気が湧いてきたのだった。

・イベント参加前の準備

しかし、ポーカーの役こそ知っているものの、2枚の手札と5枚の公開共有カードを使うテキサスホールデムというやり方には、全く馴染みが無い。

イベントでは初心者講習もあるのだが、少しは予習して臨みたいのが、ゲーマーというもの。

ネットで検索してみたものの、ルールや用語は、今ひとつ頭に入らない。

それを変えてくれたのは、新年会で再会した昔のゲーム仲間だ。

彼が紹介してくれたのが無料アプリ「エムホールデム」。

そのレッスン機能で基本戦略を学び、アプリ内で1000回以上プレイを重ねていき、期待に胸が高鳴りつつ、イベント当日を迎えた。

・イベント:講習での最終兵器

本イベント前の初心者用講習に参加するため店舗に入ると、9人掛けの全3テーブルの参加者ほとんどが女性だった。

この状況は 、RABのライブ参加で体験済で、予想の範囲内ではあった。

ただし、ゲストやディーラーを除くと、その時点で自分は「黒一点」かつ「世代違い」で有り、やや異端であることは否めない。

もちろん、自分が思うほどには、他人から関心を持たれないもの、なのは承知している。

それでも、気にしないと言い切れるほどには、メンタルが強くない自分は、事前対策を講じていた。

それは、ムラトミさんファンと一目瞭然な、黄黒のR4G公式チェックシャツの着用だ。

この「最終兵器」のおかげもあってか、今回は、すんなりとイベントに溶け込め、講習に集中できたのだった。

・イベントにて

講習後、すぐにイベント予選が始まった。
ルールはほぼ同じだったが、アプリとリアルのゲームの性質の違いには当初は戸惑った。

アプリでは、ゲームを降りるかどうかの判断時間がすごく短く、相手の情報も閲覧出来る。

一方、リアルでは、札の確認や細かいチップ計算に時間がかかるので進行はゆっくりで、対戦相手の表情や視線や態度を観察出来る。

この駆け引きは、アプリには無い魅力だ。

事前準備の甲斐なく、決勝卓に残ることはできなかった。

しかし、ムラトミさんとの直接の対戦の機会も、たわいの無い会話もできたので、満足度は高かった。

勢い余って、休憩時間の会話の中で、RABが異世界で活躍する小説を書いていることを、カムアウトしてしまったほどだ。

言ってしまったことで、RABのアニメ原作エンタメ小説を作るという想いは、さらに強くなったのだから、良しとしておこう。

・ポーカーだけではなくて

RABを通じて出会ったポーカーは、予想以上の新しい刺激をもたらしてくれた。

アプリとリアルの両方でポーカーの判断やブラフに磨きをかけ、次回のポーカーイベントでは、決勝卓に残るつもりだ。

これ以外にも、この半年で、他にも、やりたいことが沢山出来ている。

一日が48時間あればいいのに、などと思う日が来るなんて、半年前までは予想してなかった。

その活動を通じて、様々な出会いや挑戦を生んでくれたRABは、自分にとって、新たな刺激の宝箱だ。

次に何がが待っているのか、ワクワクが止まらない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?