歯医者への旅 -始まり-

皆さん、こんにちは。　いかがお過ごしですか？

少し前も書いていましたが、東京で全て完璧に治してきたのに虫歯を作ってしまい、パリにて歯医者への旅が始まりました。これには本当にショックを受けました。たった２年、しかも歯のケアはしっかりしていたのに…。

実はパリに来てすぐ、奥歯の詰め物が取れてしまって日本語が通じる歯医者さんに行った事があるのですが、なんと閉院していました。

そして日本人の友人の紹介で行った歯医者さん、片言ですが日本語が通じて英語も通じる。しかも良心的だったのですが、コロナの期間にリタイヤを決めてしまい、閉院。ショックの追い打ちを食らいました。ロックダウンしていた間、痛みを誤魔化しつつ我慢して待っていたのに〜〜！

そしてネットで調べて向かった英語の通じる歯医者（でも英語は一部の人しか話せなかった…）、歯医者って、相性ありませんか？　
なんとなく雰囲気が好きじゃないとか、先生がなんとなく嫌、とか。高い金額提示があったのもあり、病院もドクターも任せたい感じではなかったので一度で終了。応急処置だけしてもらってたと思いますが、通訳してくれた先生の英語（イントネーションの癖ですね）がわかりにくく、大まかな説明しか理解出来ませんでした。

そして先日、２件目の先生に紹介してもらった歯医者に行ってみましたが、さらに高い金額提示と治療があまりにも雑過ぎて、怒りと言うかもうパリの歯医者にはほとほと疲れてしまいました…。
今回の虫歯は奥歯、親知らずとその手前の２本でどちらも奥歯、とても重要な場所（だと思ってる）。なのに抜いた方がいいと思うよ、と言われてしまい、さらにあなたはもっとわたしを信用するべきだ！　ここは（わたしは）とてもいい技術の歯医者だ！と言われたのが余計にげんなり。信用できない所で奥歯なんて絶対抜きたくない！

と言うか、パリの歯医者は基本的に雑。なのに高い。
技術がいいと言われている所はもっと高い様子。ちなみにわたしが行った歯医者は何処も雑でした。麻酔も山盛り打たれて（EUあるあるらしいですが）、口は勿論、耳から耳の上まで麻酔効いてましたからね。そんなに打たれたのに、麻酔が効く前に治療始められて痛かったです。
しかもだいぶ後で具合悪くなったのよね…。

物価が高いから仕方ないか、と思える程いい治療には当たりませんでした。

日本じゃまずあり得ん〜！！

と思ったけど、以前六本木の歯医者に何度か行ってた時、歯を削るマシンを一瞬だけ口の中に落とされ、大きな穴が開いた事がありました。その後大きな穴が同じサイズの口内炎になって非常にしんどかった記憶が蘇ってきた…。しかも僕じゃないよ、と言われましたからね。こういう所こそ閉院して欲しいわ。

都内でその後、とても良心的でいい先生に毎月診てもらっていたので、パリの歯医者はだいぶ衝撃でした。しかも今回の歯医者が決定的で、パリではもう絶対に行かないと決めました。歯は重要だしナイーブだし、凄いストレスになったんだよね。

帰って来てすぐネットで探し、なんとベルリンに日本人の歯医者さんを発見！　こういった時の日本人の信頼度はわたしの中で大きい！　日本人ならきっと丁寧な治療をしてくれる筈！（大きな期待とイメージです）

８月にベルリンに行くし保険もあるかも、などと色々探しつつ、ベルリンの友達夫婦に聞いてみた所、なんとこの夫婦、歯医者はハンガリーがいいよ！と色々細かく情報を送ってくれたんですね。しかも大雑把な各国の料金表も送ってくれて、ハンガリーの歯医者がいかに技術が高くて安くてサービスがいいかを教えてくれました。

ただ、今ハンガリーはコロナの影響で入れないんですね。
秋頃には行けたらいいなーと見積もりの連絡をして、現在返事を待っている最中です。

ベルリンで行こうかと思っていたけど、心はもうハンガリーに決めました。ハンガリーは、国をあげて外国人に歯医者治療に来てもらおうという政策なので、自国の保険が適用になるんだとか。しかも送迎あり、初回ホテル無料、通訳付きなんだそうです。そして技術がトップレベル！　

でも奥歯は抜かれるかもよ〜と言われてしまったけど…。

そんなこんなで、長い歯医者の旅が始まろうとしています。

今回差し込んだ写真は歯と全く関係ないんだけど、４年前に初めてパリに来て踊った時の写真です。まさに今の時期だったのよねぇ。

また近々お会いしましょう🌹

©2010-2020 Maico Tsubaki