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「私の街には、ハマスタがあります!」 / 自慢したくなる球場、横浜スタジアム


この記事を書いているのは土曜の午前中。
すぐ近くの小学校で、少年野球チームが練習している様子。
キーン!という快音、元気な声出しが心地よく耳に飛び込んでくる。
いいなあ、少年たちよ頑張れ!
くたびれた三十路には眩しいくらいだ。


球場、行ったことある?


私は、生まれも育ちも横浜市。
いわゆる、生粋の「ハマっ子」と呼ばれるソレ。
義務教育を受ける9年間、何の疑いもなく校歌と共にセットで「横浜市歌」を歌い続け、気付けばほぼ歌詞を見ずに歌えるようになり
「えっ、市歌を歌えるの・・・?(引き気味)」と郷土愛教育が行き過ぎているあまりにちょっと引かれる、までがワンセットの横浜市民。


そして同じように(?)
気付けば横浜DeNAベイスターズのファンになっていた。

ベイスターズのホーム球場は、
「横浜スタジアム」

スタジアム、球場ってなんだか熱烈なファンしかいなくて敷居が高そう・・・

分かる。超分かる。
野球中継で十分じゃない?なんて思ってた。
でも、それでも一度行ってみて欲しい。
ハマスタには特に!


「ハマスタグルメ」最高!


「!」が続くあたりに、テンションの高まりを感じて頂けたであろう。

こういう場所のフードって、大して美味しくなくておまけに儲け主義で高いんでしょ?

だなんて、中継しか見なかった頃の私は思っていた。

本気度がちょっとおかしい。いい意味で。
今年新しく出来た「濱星樓(はますたろう)」は、横浜中華街発展会協同組合の監修を受けているとのこと。街からも力を注がれるハマスタ飯…。

スタジアム近くには、これまたガチのハンバーガーショップが。

オフシーズンでも普通に行きたい。
というか店内から何からいちいち洗練されていて、「ハリボテ感」が無い。


個人的オススメは、球場のすぐ近くにある
「CRAFTBEERDINING &9(アンドナイン)」のタコライス。
ここもまた球団直営。何なんだ、この本気度は。


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青空の下で食べると格別に美味しい。

球場メシはついついジャンクなフードになりがちなので、こういう生野菜や温玉の彩りがあると栄養的にも目にも嬉しいんだよね~


ビールが!本気で!美味しい!



「胃もたれしない文章」を心がけているんです。
テンション爆上げでハイカロリーな表現を使わない、とでもいいますか。
しかしどうしても、ここは声を大にして言いたい。ハマスタのビール、めちゃくちゃ美味しいんです!

いや、外で飲むからでしょ?
って話ではないんだ。

球団がオリジナル醸造ビールを作っているんだ。

野球は“間”のあるスポーツです。投手がボールを投げる間、攻守交代となるイニングの間など、
私たちは試合が動いていない時間も含めて野球観戦を楽しんでいただきたいと考えています。
(ベイスターズ公式HP「ベイスターズにとってビールとは」より)



ビールにどれだけ本気なんだベイスターズよ。
おまけにラガー、エールの違いまで上記のページに載っている・・・

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今年追加されたホワイトエールも、
香り良く美味しかった。
オレンジピールの香りが爽やかなんだ・・・。



トイレがめっちゃ綺麗


ごはん、ビールときて最後にこの話題。
でも、私としてはここかなり重要。

ちょっと過去の記事ですが参考までに。

横浜DeNAベイスターズの南場智子オーナーが、就任後すぐに着手したのがトイレの改修。
旧横浜スタジアムを視察なさった際、その現状に悪い意味で驚かれたとの事。こういう目線、ファンとしてとても有難い!

改修後は全ての便座がINAX「LIXIL」のシャワートイレに。
明るく、使いやすく、掃除が行き届いていて常に綺麗なことこの上ない。
最近増設されたウイング席近くのトイレに至っては、空き・使用中がすぐに分かる。どういうことかと言うと、まるでサービスエリアのように青・赤に灯るランプが各トイレの扉上部に付いているのだ。

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こちらはライト側ウイング席のトイレ付近。
特大サイズの選手たちの写真がかっこいい


私達の背中を押すのは「小さな驚き」


上に挙げた他にも、「おお!」という嬉しさが至る所にある。それは派手な驚きではなく、小さな驚きだ。
スタジアムのあちこちに込められた、「スポーツ観戦という体験」そのものを底上げしよう、という姿勢。それが小さな驚きに現れている。
何より、球場の主役はいつだってチームの選手だ。スタジアムのそういう良さは、ナイスプレーにさらに花を添えてくれる。

「また行きたい!」

と行く度思わせてくれるハマスタ。
来シーズンこそ、横浜優勝という大きな驚きがありますように!


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