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本物の夢を見るんだ 【群青日和 #31】
【試合結果】
5/6(月) 東京ヤクルトスワローズ
◯6-5
[勝]三嶋
[敗]エスパーダ
[S]森原
◇ ◇ ◇
「「あれ……?」」
カメラを構えていた夫と、その隣でグラウンドを眺めていた私。
二人ともほぼ同じタイミング、同じトーンで呟いた。
試合前、ビジターチームの打撃練習が終わりアップの時間が始まるかな?という頃。今シーズンからどうやら全体でのウォーミングアップではなく個々のペースに任
今日限り逢える日時計【群青日和 #30】
【試合結果】
5/5(日) 広島東洋カープ
◯5-0
[勝]大貫
[敗]九里
◇ ◇ ◇
5月1日の中日戦、初回からベイスターズは打者一巡の猛攻。
あっという間に得点を重ね、上位打線は1イニング内で2度目の打席を迎えた。
2番・蝦名にタイムリーヒットを浴びて失点が7点に届いた所で先発の涌井が早々にマウンドを降り、2番手の梅野が登板する。
変わりっぱなは狙い目なんて言われるけれど、この打席の佐
初めて野球中継の解説にクレームを入れた話【群青日和 #29】
【試合結果】
5/4(土) 広島東洋カープ
●1-4
[勝]森下
[敗]ケイ
[S]栗林
◇ ◇ ◇
はじめに
今回は試合noteではなく、初めて野球中継の解説にクレームを入れたのでその事について書こうと思う。なんせ過去何百試合と見てきて、こんなことは初めてなもので。
また、この件に関して私はどなたかと意見を交わすつもりはない。
「私はこのように感じて、こういう行動に出た」
という個人的備
一緒に燃やそう その思いを【群青日和 #28】
【試合結果】
5/3(金) 広島東洋カープ
◯2-0
[勝]東
[敗]アドゥワ
[S]森原
◇ ◇ ◇
8回裏のアウトを一つ取ったところで、先発の東克樹がマウンドを降りた。
先頭打者の二俣、そして続く宇草にボール一個分甘くなったストレート、チェンジアップを拾われ、秋山が送りバントで作った一死二三塁の状況。
この回を投げ切ってもらいたいのは山々だけど、既に7回裏でも二死一二塁のピンチを凌いだ後
深呼吸ひとつ 合図にして【群青日和 #27】
【試合結果】
5/1(水) 中日ドラゴンズ
◯12-1
[勝]石田健大
[敗]涌井
◇ ◇ ◇
このカード頭の試合noteを振り返ると、文末の方で自分はこんなことを言っている。
10点ビハインドの中、蝦名の活躍が光ったこの試合。
まず本日のスタメンが発表されて「おっ?」となる。
4月中外れることなく起用され続けたライト・度会隆輝、そして度会に次いで100打席以上立ったショート・石上泰輝のル
雨が止んで 風が吹いて【群青日和 #26】
【試合結果】
4/30(月) 中日ドラゴンズ
◯2-1
[勝]中川颯
[敗]小笠原
[S]森原
◇ ◇ ◇
4月3日、翌日の京セラドームで開催される阪神タイガース主催試合の先発投手として中川颯の名前が挙げられていた。
相手の予告先発は西勇輝。古巣オリックス・バファローズの本拠地とかつてそこに所属していた先輩と投げ合うだなんて、どういう巡り合わせなんだろうか。
ふとSNSを見ると、こんな声があっ
どんなに辛く折れそうな夜でも【群青日和 #25】
【試合結果】
4/29(月) 中日ドラゴンズ
●1-11
[勝]松葉
[敗]ジャクソン
◇ ◇ ◇
開幕1軍スタートが叶わなくとも、スポットライトの当たらない場所で牙を研ぎ続けていたかどうか、そんなことは私はもちろん知る由もない。
ただ、4月26日の公示に「蝦名達夫」の文字があった時、すぐにオープン戦での彼の姿を思い出していた。
まだ一軍のグラウンドに慣れないながらも、笑顔でウォーミングア
僕らは今を作ろう【群青日和 #23・24】
【試合結果】
4/27(土) 読売ジャイアンツ
●1-2
[勝]横川
[敗]ケイ
[S]大勢
4/28(日) 読売ジャイアンツ
●2-6
[勝]堀田
[敗]上茶谷
◇ ◇ ◇
負けが続くと、私は過去の私に「ねえねえ今頃どうしてた?」と交信を図ることにしている。
昨年4月の私はというと、今日と同じく石川達也を見つめていたらしい。
過去のブログにはこう書いてあった。
一昨年の今頃は、背番号1
結局 君のことだけ見ていた【群青日和 #22】
【試合結果】
4/26(金) 読売ジャイアンツ
◯7-2
[勝]森唯斗
[敗]西舘
◇ ◇ ◇
ドドン、ドドン、ドオオン……
8回表、2番手のピッチャーとして森唯斗がマウンドに上がると、ライトウイング席後方から地響きのような音が聞こえてきた。
あれなんだろう、と音のする方向へ目を向ける。
と、数秒遅れて夜空に明るく大きな花が咲く。
そういえば確か、今日は山下公園の方で花火のイベントがあっ
君と降られた今日を 覚えて居たいのさ【群青日和 #21】
【試合結果】
4/24(水) 阪神タイガース
●3-5
[勝]桐敷
[敗]山﨑
[S]ゲラ
◇ ◇ ◇
ちょうど24時間弱前のこと。
4月23日、延長12回裏。
両軍1-1のまま最終攻撃イニングに入った。
先頭の代打戸柱がセカンドフライに打ち取られ、次の7番・山本祐大がフォアボールで出塁。
そこで代走として名前を呼ばれたのが最後の野手、ルーキーの井上絢登だった。
出身の徳島インディゴソックス時
有名も無名も 関係ない【群青日和 #20】
【試合結果】
4/23(火) 阪神タイガース
△1-1
◇ ◇ ◇
今シーズンから新たにベイスターズの戦力になったのは、当然ながらルーキーだけじゃない。
そんな事は春季キャンプの時点で分かっていたつもりなのだけど、自分自身なんとなく実感が得られていなかった選手が居たのも事実で。
私の中で、森唯斗がまさにそんな選手だった。
だってあんまりにも有名すぎる。
所属していたリーグは違えど、彼の名前
感じたままに描く【群青日和 #19】
【試合結果】
4/21(日) 東京ヤクルトスワローズ
◯8-3
[勝]大貫
[敗]ヤフーレ
◇ ◇ ◇
先週と同じ対戦カード、同じ先発投手。
互いに変わらない相手と再び戦う、というのは良いのか悪いのか。
変わっていて欲しいな、と思っていたことが一つある。
5連敗の2敗目となったあの日にはっきり感じた、牧秀悟の表情に見えた翳りのようなもの。そこにどんな感情があるのかは窺い知ることすらできない
今日は特別な夜さ【群青日和 #18】
【試合結果】
4/20(土) 東京ヤクルトスワローズ
◯7-4
[勝]ケイ
[敗]阪口
[S]森原
◇ ◇ ◇
開幕して18試合。
横浜DeNAベイスターズのショートは2年目の林が2試合、19年目の大和が2試合、そしてルーキーの石上が残りの14試合にスタメンとして選ばれてきた。
なんとなく予測はしていたものの、疲労のせいか石上は少しずつスイングが小さく、鋭さが失われていって。
守りも決して雑
その色を変えていけ【群青日和 #17】
【試合結果】
4/19(金) 東京ヤクルトスワローズ
●3-4
[勝]大西
[敗]伊勢
[S]石山
◇ ◇ ◇
「〜〜〜っっったっ!」
落ちたっ!と大きな声で言いたかったのを全力で我慢した。
ここは家のリビングじゃない、都内の地下鉄車内だからね。
なんとかマスクの中で小さくつぶやく程度で済んだ。
走行音が比較的やかましい路線なので、おそらく近辺の皆様へのご迷惑は最小限にとどめられた、はず。
縛られずに でも腹くくり【群青日和 #16】
【試合結果】
4/17(水) 広島東洋カープ
●1-5
[勝]塹江
[敗]濵口
[S]栗林
◇ ◇ ◇
さて、と今日の業務を終えてPCをシャットダウンし、キーボードとマウスをモニター台の下に納める。試合はどうなったかな。
一球速報のアプリを立ち上げると、ちょうど牧秀悟の打席だった。
アドゥワ誠の初球「スライダー 128km/h 見逃し」が表示されて、そのまま画面は止まったまま。
「見逃し」の
是が非でも 踏み込もう【群青日和 #15】
【試合結果】
4/16(火) 広島東洋カープ
●2-11
[勝]床田
[敗]ジャクソン
◇ ◇ ◇
こんな試合はそう何回も続かんだろう、1日休みを挟んでまた切り替えてくれればいいや〜
なんて思ったのがつい2日前の話で。
続いちゃうのもまた野球。
◇ ◇ ◇
じゃあ一昨日と同じく何もできなかったかというと、決してそんな事は無く。
一昨日は「0」と記されていた場所に、今日はしっかり「2」と刻