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女性だけのデトックス

毒出しツール

人間の毒だしツールと言えば、『尿』『便』『汗』『涙』があります。
不要なものや、溜まった感情は、それらから排出されていきます。

ところが、女性にはもう一つあるとアーユルヴェーダでは考えられています。
なんだと思いますか?





女性だけにあるもの。





そう、『生理』です。

生理と言えば、、、


PMS(月経前症候群)、生理痛、眠気、肌荒れ、吐き気、頭痛、イライラなどのトラブルを抱える人も多く、マイナスなイメージだと思います。

生理がきたときの感情はどうですか?

生理を歓迎している人はどれくらいいるだろう?

けれど実は、生理がデトックスになっていると捉えると、生理に対する意識が変わってくるのではないでしょうか?
女性は、生理でデトックスしている分、男性よりも長く生きられるという説もあるのです。

生理中の過ごし方

ただ、実際のところ、辛いだけじゃん、と感じる方が多いと思います。
生活習慣やストレスで、うまくデトックスできていない人のために、スムーズにデトックスしていくためのポイントをまとめてみます。
大切なことは、排出を最優先させるです。

◎のんびり過ごす
「生理中も普段通りバリバリ動いて、他のみんなと同じように働くのが当然」
女性の意識も現代社会のあり方もまだまだこんな感じだと思います。
そこにあらがって生きるのも大変なことですよね。
生理痛の症状は人それぞれ、酷い人は休むのが当然、の社会がやって来ればいいなと思います。

休むことが難しくても、『意識的に楽をする』を是非やってみて欲しいです。
特に、月経血の多い1〜3日目くらいまでは、激しい運動を避け、できるだけ自分に優しく過ごしましょう。手抜きしてゆったりして早めに就寝しましょう。
排出以外のエネルギー消費は、できるだけ避けます。

◎消化に良いものを食べる
生理中だからといって、食べるものや食べ方を変える人は少ないと思います。
ただ、ここでも排出にエネルギーを使うため、消化器官への負担を軽くしていきたいのです。お粥やスープなどがおすすめです。
経血の排出が長引く方は、消化に負担がかかり過ぎているのかも知れません。

◎お昼寝をしない
日中に寝てしまうと、血液や循環機能が停滞してしまします。
できれば、お昼寝はせず、睡眠は夜にしっかりとるようにしましょう。
軽い運動やお散歩などで眠気が解消することもあるので、試してみて。

◎入浴は控える
温水に入ると経血が増加すると考えられているので、経血量が多い日は、湯船に浸かるのは控えて、シャワーのみにするのがおすすめです。
洗髪も1〜2日目くらいまでは控えることが勧められています。

◎瞑想をする
不要なものが体外へ排出され、きれいに生まれ変わっていく期間なので、自分の内側に目を向け易い時期でもあります。
いつも外へと向きがちな意識を自分の内側へ向けて、今の自分と向き合ってみましょう。
本当に自分が望んでいることに気付くことができるかも知れません。
また、この時期を前向きに過ごす手助けにもなるはずです。

感謝する

女性はホルモンの影響を受け易く、生理前や生理中は、体調を崩したり、感情のコントロールが難しい時期でもあります。
私は、症状が軽い方なのですが、それでも生理前になると些細なことでイライラしてしまったり、風邪かな?と感じる体調不良が起こることがあります。

生理がくるたびに、嫌だな〜と思いながら過ごすのか?
きちんと働いてくれている身体に感謝して過ごすのか?

初潮を迎えて閉経までの間、毎月約5〜7日間お付き合いするものです。
5(日)×12(ヶ月)×40(年)=2400(日)=約6、6(年)
生理期間は生涯で6年以上あるんですよね。
(女性と男性の平均寿命の差もちょうどこれくらいですよね!)
女性がその間の心持ちをできるだけ前向きにしていけたらいいな、と思います。

私は自分の身体が閉経に向かって準備している段階ですが、残りの生理期間は毎回「ありがとう」と迎えたいです。
そして、次の段階に進むときも前向きに楽しんでいけるよう、閉経も「ありがとう」と迎え入れられるよう心の準備もしていきたいです。

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