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お見送りと反射板

毎朝、パートナーが仕事に出かけるのを、ベランダからお見送りしています。

今朝は、誰も他に歩いていないなと思い、
「いってらっしゃーい!」
とパートナーに声をかけました。

と思ったら、パートナーから少し離れて、後ろに歩いている人がいた…うわ、聞こえちゃったよね…

と思いながら、パートナーが歩いて行く後ろ姿をお見送りしました。
パートナーのリュックには、事故防止のために、反射板をつけてあります。
その反射板が、朝日に照らされて、ベランダからもよく見えています。

ふとパートナーの後ろを歩く人の後ろ姿が目に入りました。
その人のリュックにも、同じような反射板がついているのが見えました。

パートナーのリュックの反射板は、私がつけたのです。
パートナーの後ろの人の反射板は、きっと、私のように、彼の安全を思う人がつけたのかもしれません。

2人の男性の、2つのリュックと、2つの反射板がゆるゆると遠ざかっていくのを眺めながら、反射板に込められた愛を感じた朝でした。


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