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B'zとわたし

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B'zにまつわる愛やざれごとの記録です。
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1998年7月10日のミュージックステーション

1998年7月10日のミュージックステーション

1990年代、それはそれはCDが売れて仕方なかった時代。僕はCD売り上げランキングにくぎ付けでした。正確には、B'zのCDが発売した週のランキングにくぎ付けでした。

僕がB’zファンになった1993年にはオリコン1位が当たり前だったので、気になるのはその売上げ枚数。

前作より増えただの減っただの、今のようにインターネットが発達していなかった時代だったので、毎週発売されていたオリコン誌の週間ラン

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荒ぶる風に吹かれまくったB'z35周年ツアー観戦記③

荒ぶる風に吹かれまくったB'z35周年ツアー観戦記③

B'zのデビュー35周年ツアーの振り返りも今回でラストです。↓の続きです。

8月下旬から始まったドーム・スタジアム編。僕が最初に参加したのは9月2日の日産スタジアムでした。

9月2日、日産スタジアムライブ

すでに行われた味の素スタジアム、札幌ドームのネタバレを避けるため、SNSのトレンドに上がってくるB'zに関するあらゆるワードに「興味がない」というウソをつき、非表示にする毎日。それがついに

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荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記②

荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記②

こちら↓の続きです。

佐賀アリーナのライブからおよそ1か月後、僕は宮城県にいました。セキスイハイムスーパーアリーナでのライブに参加するためです。

今年の夏はできるだけライブに参加したいと思っていました。鼻息荒く始めた番組『推しといつまでも』の終了が決まり、色々な意味で絶望的な気持ちがずっと心にあったからです。B'zのライブは僕にとって目の前にある確かな希望でした。

ただ7月3日に放送した『推

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荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記①

荒ぶる風に吹かれまくったB'zの35周年ツアー観戦記①

B'zファンの皆さん、B'zロス満喫してますか?

3か月におよぶツアーが終了し、週末の天気予報にヤキモキしたり、ネタバレを踏まないかSNSを開くたびにドキドキしたり、当日のグッズ列の長さに白目を向いたり…そんな日々にも一区切りがついたはずです。

かくいう僕もまだまだ余韻が抜けず、自分でセットリスト順のプレイリストを作ったり、ツアーTシャツをぼんやり眺めたり、終わらない夏をまだまだ噛みしめていま

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B'zの35周年記念ライブが豪雨と落雷で彩られた話

B'zの35周年記念ライブが豪雨と落雷で彩られた話

2023年9月21日。僕はこれまでに経験したことのないほど壮絶で、感動的なライブを体験しました。

この日、ヤンマースタジアム長居で行われるB'zの35周年ツアーに参加するため、僕は大阪に向かいました。B'zは1988年9月21日にデビューしたので、ちょうとデビュー記念日のライブです。

しかし9月17日に行われた福岡・PayPayドーム公演でのセット解体中に事故が起こり、2日前まで大阪公演の開催

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『推しといつまでも』でB'z特集を担当した話

『推しといつまでも』でB'z特集を担当した話

『推しといつまでも』2時間スペシャルが先日放送になり、前半1時間は『B’zの名曲&神ライブランキング』でした。ご覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

中学生のころからB’zを推し続けて(当時は“推す”という言葉はありませんでしたが)、自分が総合演出を務める番組でB’zの特集ができるなんて…と放送が終わってからしばらく経った今でも感慨深く、全然感慨浅くなりません。

先日のnoteに

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B'zあるあるを1年間毎日つぶやいてみた話

B'zあるあるを1年間毎日つぶやいてみた話

2022年4月1日、今となっては何がきっかけだったのかわからないのですが、急に思い立ってこんなつぶやきをしました。

B'zファンとしては王道中の王道『178に反応しがち』というあるあるです。

『踊ってみた』くらいの軽いノリで始めたら、待っていたのは長く険しくも楽しい毎日でした。そんな1年間をざっくり振り返ってみたいと思います。

1日目~100日目

まずスマホのメモ帳に思いつく限りのあるある

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初めてB'zのライブを座って観た日。(追記あり)

初めてB'zのライブを座って観た日。(追記あり)

幸運にも、B'zのライブにまた参加することができました。1990年代に発売されたミニアルバム『FRIENDS』『FRIENDSⅡ』そして今年25年ぶりに発売される『FRIENDSⅢ』をメインにしたライブです。

(『いつかのメリークリスマス』が収録された不朽の名作)

ライブ当日、僕は渋谷で特番の打ち合わせを終えたあとに、会場である東京ガーデンシアター(有明)へ向かいました。Googleによると渋

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B'zの花火大会がまったくもってウルトラだった夜

B'zの花火大会がまったくもってウルトラだった夜

全編B'zの楽曲を使った花火大会『B'z ULTRA FIREWORKS 2022-2323』が行われると発表されたのは8月でした。興味はありますが、チケット代がなかなかのお値段です(プランによりますが早得チケットでも1枚7500円から)。

花火大会といえば無料で楽しむもの…と子どもの頃から思っているので、ちょっと悩むかぁ…と思ったのですが、気づいたら申し込みが完了していました。

様々なエンタ

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遙かすぎるHighway X(B'z 3年ぶりのツアー初日の話)※追記あり

遙かすぎるHighway X(B'z 3年ぶりのツアー初日の話)※追記あり

2022年5月13日。B'z 3年ぶりの全国ツアー初日を翌日に控え、そのチケットを手に入れていた僕は鼻息荒くこんなつぶやきを投稿していました。

まるで遠足前日の小学生のようなテンションです。絶対に寝坊できないプレッシャーからか、目が覚めたのは朝4時半でした(結局6時まで二度寝しましたが)。

交通費を節約するため格安航空券を取っていた僕が向かったのは、成田空港でした。事前に家からの経路や所要時間

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B'zの3年ぶりのツアー初日を迎えるまでの話

B'zの3年ぶりのツアー初日を迎えるまでの話

僕は今、福岡でとんでもない行列に並んでいます。

今日5月14日は、B'zの3年ぶりのツアーの初日で、行列はオープンしたてのトイストーリーマニアを彷彿とさせるような、どこが売り場かもわからない状態です。

相当長いであろう待ち時間に、去年の『LIVE FRIENDS』終了後からツアー初日までの日々を振り返ってみようと思います。

昨年末、松本さんが木梨憲武さんのラジオに出演した時に

「来年は日本

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41歳でギターを始めた、その後の話。

41歳でギターを始めた、その後の話。

去年の10月、エレキギターを買いました。その顛末は↓の投稿を読んでいただくとして、今回はその後の話です。

独学では絶対に長続きしないとわかっていたので、すぐに近所のギター教室の体験レッスンを申し込みました。

習い事をするのは、子どもの時に通っていた絵画教室以来です。なかなか緊張しながら体験レッスンに行くと、講師の先生が出迎えてくれました。長髪でごつい指輪をしている、見るからに”ROCKギタリス

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41歳にしてB'zの曲を弾いてみたくてギターを始めました。

41歳にしてB'zの曲を弾いてみたくてギターを始めました。

生まれて初めて、エレキギターを買いました。

昔からエレキギターの音が好きでした。10代の頃に知ったB'z、WANDSから始まり、今でもBUMP OF CHICKENや[Alexandros]、夜の本気ダンスなどバンドサウンドを好んで聴きます。

でもエレキギターを弾きたいと思ったことはありませんでした。高校生の頃に叔父から借りてアコースティックギターに手を出したことはあったのですが、よくある「F

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2年ぶりのB'z有観客ライブでn回泣いた話。(追記あり)

2年ぶりのB'z有観客ライブでn回泣いた話。(追記あり)

2019年8月、僕はサマソニで初めて日本人ヘッドライナーを務めるB'zのステージを見るため、ZOZOマリンスタジアムにいました。パンパンに人が入ったアリーナは、新鮮な空気を吸うためには池の鯉のように顔を上に向けないといけないほどでしたが、B'zがステージに登場すると僕は我を忘れて拳を振り上げ、薄い酸素を目一杯吸って大歓声を送りました。

この先2年もB'zの有観客ライブがないなんて、微塵も思ってい

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