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ちょっとイタリアンな炊き込みご飯と炊飯器の裏技紹介

2022年8月2日
以前に「いわしのレモンスープ缶」を使ったパスタを紹介しました。

今回はその缶詰を使った炊き込みご飯です。

お米:2合
いわしのレモンスープ缶:1
トマト:1個、ざく切り
玉ねぎ:1/2個、粗みじん切り
塩:小さじ1
醤油:小さじ1
お酒か白ワイン:1/2カップ
にんにくペースト:小さじ1/2(お好みで)
水:規定量より少なめで

炊き込みご飯モードで炊飯するだけです。

オリーブオイルをひと回し。
トマトといわしをくずして、青ネギをちらして出来上がりです。

青ネギがあまり無かったので映えてないですが、味は保証します。
冷めても美味しいです。

よりイタリアンにするなら、青ネギよりパセリです。
いわしとの相性なら青ネギのほうがボクは好きかな。
調理時間は実質5分くらい。

炊飯器が登場したので、炊飯器で美味しくご飯が炊ける裏技を紹介しましょう。

炊飯器は、通常モードでは最初の15-20分ほどに吸水プロセスがあります。
水温を60℃くらいに上げて、お米に吸水させているのです。
(一晩、水に浸けていると、このプロセスは本来飛ばしてもいいのです)
この15分が終わると、炊飯プロセスに移行します。ここで火力を上げて沸騰させるのです。
このプロセスになったときに、取り消しボタンを押して、いったん止めます。
そして「早や炊きモード(高速炊飯)」を選択し、それで炊飯を再開させるのです。
この早や炊きモードは、吸水プロセスがなく、味はともかく、とにかく急いで炊きたい時のモードです。本来ならご飯に芯が残って硬く炊けてしまいます。吸水させないからです。

しかし、この裏技だと吸水はされているので、芯が残ることはないのです。
そしてこの早や炊きモードは、とにかく急いで炊くので、吹きこぼれや焦げ付きのリスクを冒す炊き方なのです。通常モードに採用するとクレームになる可能性があるのです。そんな炊き方なので実は美味しく炊けるのです。

炊飯器の開発をしていた人から聞いた方法なので間違いありません。
(ボクは家電メーカーの研究開発現場にいたことがあります)

開発には、何らかの性能向上とクレームになる確率とのせめぎ合いがあります。
美味しいご飯を炊く時、吹きこぼれや焦げ付きがあって当然と考えてくれる人が多数いても、クレームしてくる人が1%でもいたら、それはそれで大変な対応を迫られます。
それを防ぐために無難な選択をしているのです。
早や炊きだとクレームに対して言い訳できるから、その危険ゾーンへ踏み込めるという訳です。

お試しあれ。それではまた。

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