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熱々なのにフレッシュ 丸ごとトマトとサバ缶のパスタ

トマトを潰してソースにしてしまうとトマトの色も味も全体に広がって薄まってしまい、もったいないと常々思っていたので、「丸ごと」に挑戦してみました。

なるべく赤いトマトと、食べたいものを買ってきました。
ゴボウと玉ねぎが腸活に良いと聞いたばかりでした。
肉系か魚介か迷って、生ショウガが残っていたので合いそうなサバ缶にしました。
そしてトマトの赤を映えさせる青ネギと。

トマトは後で皮を剥くので十字の切れ目を入れます。
ゴボウはささがきがベターと思いましたが、面倒になって削ぎ切り。

にんにくスライスをオリーブオイルで炒めます。
にんにくの芽を取る方の面倒は気にならなかった。

一度火からはずして、油を少し冷ましてサバ缶を投入。日本酒も入れます。
予定ではサバ缶よりゴボウが先だったので、慌ててサバの身だけ取り除いてゴボウを投入。

ゴボウ投入は油だけの状態からか、水分がある状態からか、どちらが正解なのだろう。ささがきにすれば迷わなかったか。

いろいろ迷っているからか、飲まずにおれなくなり、またまた昼からプシュっと開けてしまいました。こんなことだから週9酒となるのだ。

1.4mmスパゲティ、茹で時間は6分です。
トマトも5分くらいが妥当と予想し直後に投入です。
お湯の対流でトマトがクルクル回っていて、トマトも楽しそうです。動画は撮れず。

鯖の身を戻してくずし、玉ねぎ、ショウガはすり下ろして投入。
塩コショウ、クレイジーソルトなどで調味します。
パスタの茹で汁を50ccほど入れます。

味見をすると旨味が足りないと感じたので、フジッコを投入。
後から足されるトマトの旨味を考慮して少なめです。

トマトを取り出し、皮を剥くはずでしたが、このあとのパスタを引き上げ、ソースにからめて、味の調整やら、皿の準備やらで忙しくて失念しました。

青ネギを散らして出来上がり。
トマトの赤色がとっても映えます。

さすがにトマト丸ごとは食べにくいので、キッチン鋏でジョキジョキ切ります。
もっと美しく切ればよかった。
ただイメージ通りの色になりました。
味は予想以上でした。トマトは熱々ながらフレッシュさがしっかり残っていて、それがゴボウやサバの野趣なソースとからまるとエキサイティングなバランスの味わいになりました。
しばらく丸ごとトマトパスタにハマりそうです。
今度はベーコンとほうれん草などトマトとの王道の組み合わせも試したいです。
キッチン鋏ジョキジョキは放射状に切るとしよう。あるいは使わなかった切れ目にナイフを入れればいいのか。
創作料理は楽しいなあ。それではまた。

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