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【不安から自由へ】「自分がわからない」という方へお伝えする『自分軸』の構造



今日4/30は甲子の日であり、一粒万倍日でもあるので、「自分軸」について見つめ直していきたいと思います😊


【自分軸とは「意志+選択」】



自分軸を考えるにあたって、まずは「自分軸とは何か」という定義を見直します👀


しかし調べていくと、定まった意味はなく、それぞれの解釈で語られることが多い言葉なのだとわかりました😳


自分軸とは、周りからの評価を気にせず、自分の意志を大切に行動すること

自分軸って何? その人の特徴、作り出す方法やわがままとの違いを解説【専門家監修】|Oggi.jp


自分軸とは、他人の考えを優先するのではなく「自分がどうしたいか」を基準に行動すること

自分軸とは?他人軸をやめて自分軸を作るための4つのトレーニング|みんチャレブログ


お釈迦さまは、最後の言葉として「自灯明、法灯明」という言葉を残されました。

自らの意志を灯火という道しるべとして、仏法と真理を灯火という道しるべにしなさい」という意味です。

自灯明とは、まさに「自分軸」であり、自分らしく 自分の在り方に従って生きるということです。

法話集 No.231 自分軸|一隅を照らす 天台宗



こうして並べると「意志+選択」が自分らしさであり自分軸だと見えてきますね😊


それは

・自分はどうしたいか(意志)
・自分は何をするか(選択)

ということであり、この二つを見定めることが重要になってきます。

【「自分はどうしたいか」を探る】(意志)



では「自分はどうしたいか」はどのように見つけ出せば良いのでしょうか?



「自分のことは自分が一番わかっている」とよく聞きますが、実際のところ自分の生き方がわからなくて迷われる方が多いです😳


それが一番よく感じられるのが『占い』で、さまざまな事情で自分のことがわからなくなって、ネットで調べても答えが見つからずに占い鑑定を受けられる方が増えています。



僕も占い師として2023年から対面占いで「手相+メッセージカード」を始めましたが、


・2時間待機列がなくならないほど多くの方が受けられる

・来客が少ないイベントでも占いに興味を持たれる方が多い

・占いによって表情が明るくなり、活力あふれる状態となった方が約8割


といった経験をさせてもらいました☺️





これにより、

「誰にでも当てはまる答え(=『正しさ』)」

以上に

自分に当てはまる答え(自分らしさ)」

を求めている方が多いのだとわかりました😊

そして自分らしさを知るためのツールとして占いが機能することも。



先の記事で「手相鑑定」が人気1位となるのも、手相が自分の身体の一部であることから、「自分」と「占い結果」の関係性が受け入れやすいのだと思われます。


というのも、カナダの脳神経外科医ワイルダー・ペンフィールドによれば、脳の半球それぞれに「運動の地図」「感覚の地図」が広がっており、体の感覚情報が処理される場所を示しています。




また『国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構』の2021年10月21日のプレスリリースでは、


「手と足の感覚情報処理が脳の中でつながっている」


ことが世界で初めて明らかにされており、その最中にある「手のひら」についても同じく脳との関連性が推察されます。





そうしたことからも「自分の身体の一部」としての手相と「自分」には密接な関係性があることがうかがわれます。


経験上、僕が提供する「手相鑑定+数秘術」においても


「めちゃくちゃよう当たる😮」
「どうしてこんなに当たるのか意味がわからない🤣」


といった感想をいただくことが多く、今後は「自分のことを知るためのツール」の一つとして占いを選択する機会が増えていくと予想します。





占いとは別のアプローチとしては『自己診断』が挙げられますが、こちらも


「調べる情報が先天的か後天的かの違いはあれど、得られる結果は占いと大きな違いはない」


ということは、以前の記事

占い・自己診断で『自分』の輪郭を明らかにする

でもお話しした通りです😊


それだけに「自分に足りていない側」の情報を得ることでバランスを取った方が、より「自分はどうしたいか」も見えてきますね☺️

【「自分は何をするか」を決める】(選択)



「自分はどうしたいか」がわかってきたら、今度は「自分は何をするか」を決める番です。


ここでは

「どうしたいかがわかっているんだから、それを選べばお終いでしょ😆」

と思われるかもしれませんが、一旦待っていただきたいのです。


なぜなら選択には『癖』、すなわち「こういう時にはこう選ぶ」という脳のプログラミングが過去の経験から無意識的に施されていて。

そのままだと「これまでと同じ選び方」をする為、「これまでと同じ結果」になりやすくなっているのです😮


そうして「意志」が定まっても「選択」がうまく機能しなくなれば、やはり望む結果は得られずに「自分とは何なのか」がわからなくなってドツボにハマってしまう訳ですね🥲




こうした結末を避ける為には、自分の『癖』に氣付くことが重要です。


自分の癖に氣付けば、「この時にはこういう選び方をして、結果こうなった」ということを自分で意識するようになり、再び『この時』と似たような状況になった時に


「ちょっと待った。前はここでこうしてこうなったぞ…🤔」


と、選ぶ前に「考える」ことができるようになります。

これまでとは違った『選び方』ができるチャンスを自分で用意することができる訳ですね😊




このように一旦立ち止まって考え直すようになると、自分の『癖』の正体が「〜したい」という欲や感情、「〜すべき」という常識や観念であることがわかってきます💡


それらは全て「脳が学習したプログラム」であって『あなた自身』ではありません。


「自分は何をするか」という選択は、そうした脳のプログラムに『氣付く』ことで解放され、改めて自分の意思で選び直すことによってもたらされるのです☺️



そうした自分の癖に氣付く為には「メタ認知」能力を養うことが求められます。


メタ認知(メタにんち、英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。

メタ認知|Wikipedia




メタ認知は、例えば「こうすべきだ」という自分がいる時に、

「ああ、自分は今『こうすべきだ』と思っているんだな🧐」

と、「自分を離れた場所から見る自分」を意識上に作ること。


これによって自分の癖に氣付いて、選び直しをする訳です。


このメタ認知能力を鍛えるのには「セルフモニタリング」と「コントロール」が重要と言われています。




セルフモニタリングは

「自分を客観視し、思考や行動の傾向や短所長所を確認していく作業」

であり、そのためのツールとして、僕は前田裕二さんの著書『メモの魔力』にある「自己分析1000問」をお勧めします。




またコントロールでは

「モニタリングで得た情報をもとに、対処するための目標を立て、それに向けて行動する」

ことになります。


物事への『反応』によって自分の内側から無意識的に湧きあがる『感情』、その感情によって生み出された『思考』に振り回されずに客観視し、『行動』を選ぶ。


この

『反応』→『感情』→『思考』→『行動』→『実現』

という「実現のプロセス」において、『行動』を取る前の『思考』を自分でコントロールすること。

思考から行動に移るまでにメタ認知の「くさび」を入れて、別の行動を取らせるようにするのがコントロールなのです。


この能力を養うには一日の中で数分でも「内観」の時間を取ること。

例えば瞑想などによってマインドフルネスを得ることが、コントロールを養う手助けとなります☺️


【まとめ】「わからない不安」から「わかる自由」へたどり着く



今回は「自分軸」についてお話ししてきました。


自分軸を見定めるには


①自己診断や占いなどの「自分を知るためのツール」をバランスよく取り入れる

②欲や感情、常識や観念といった『癖』から解放される


といった姿勢が求められます。


そして自分の「意志」と「選択」を意のままにできるようになった時、人は「わからない不安」から解き放たれて「わかる自由」に満たされることになります




「自分軸」が見えてくると、これからの生き方も定まっていきます。

そして自分の生き方を実現させるための具体的な手段に向かって『思考』が働き、実際の『行動』へ移るようになるでしょう。


今回の話が、そのお役に立てれば幸いです😊




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