「今日のビール」そして、あなたの口をカレーにしたい。
ここ数日、やたらとカレーの画像が目についてしまい、
どうしてもカレーが食べたかった。
でも買い物に行く気はなかった。
冷蔵庫をチェックするとカレーのルウが半分残っていた。
子供の成長とともに離れて行ったバーモントカレー。
どんな味だったかなと半額特売で
いつか買ったヤツ…いつだったか、もう思い出せないけど。
・・・イケる。
そんなことに動じる私ではない。
確か、冷凍庫には豚肉のいつか使った余りが!
がしかし、野菜庫は玉ねぎが2玉のみ。
一瞬なえたが、もうすでに口はカレーなので
ここで引き返すわけにはいかない。
意地でも買い物行かない。
けど、意地でもカレー。
かつて名CMのセリフにあった。
「 何も入れない。
何も足さない。」
今日はこのコンセプトでカレーを作る。
( ※正しくは何も入れないでなく、引かないだったw)
安い豚肉だったのでたぶん煮込むと固くなる。
しかし、
柔らかくなるまで時間をかけて煮込むにも
時間がない。(訳:めんど臭い)
そんなとき、お肉を柔らかく仕上げるコツは
「砂糖」である。
ビニール袋に解凍した豚肉・砂糖・酒・ニンニクを少々を放り込み
ぐにゅぐにゅともみ合わせたら
常温で1~2時間放置。
鳥ささみはもちろん、豚肉の安い部位のものでも
このテクでウソのように柔らかくなる。
(※甘さはコクへと変容するので全く問題なし)
早く火を通してしまいたいので
玉ねぎは薄めにカット。
中火で焦げないようにしながら透明になったところで
分量の水を投入。
そしてさらに見つけちゃったコレも投入 ↓
これもいつだったか、3本で160円の特価で買って
飲むのをすっかり忘れていた残りの1本。
ニンジン1.2本分だって ♪
実は飲み忘れではなく、
この日の為だったという、私の予知能力かと思える。
「何も足さない」って言い切ったけど、朝令暮改上等だね。
クッキングシートをジャバラ折りにして
山の部分に切れ目を何か所か入れる。
そうすると、ぐつぐつ煮込んでも
切れ目から空気を逃がすので
暴れず、おとなしくアク取りに専念してくれる。
アク取り担当に持ち場を任せ、
2時間放置していた常温の肉をビニールからフライパンへ
そのままリリース。
酒とニンニクの良い香り ♪
肉の冷たいのを炒めるのと、常温のを炒めるのとでは
これまた仕上がりの柔らかさが違うのはなんでだろう?
そんなことを考えつつ、
豚肉にはもう火が通っているので全体と馴染んだら
火を止め、カレールウを加えて・・・
あり合わせ肉と玉ねぎと野菜ジュースのカレーが出来上がってしまった。
想像以上な味でちょっとびっくり。
りんごとはちみつのバーモント
ロングセラーの冠に改めて敬礼。
そして・・・
ここからが本題。
KNTテキスト~趣味の飲芸~
≪今日のビール≫
秋ビールにふさわしい
『スプリングバレー シルクエール(白)』
キリンのクラフトビール、スプリングバレー第二弾。
「エール」タイプなので
ふっくらフルーティで「シルク」のネーミング通り
なめらかな喉越し。
ひんやり冷たい絹が
喉を「するする~」っと下りて行くよう。
後味はほんのり小麦のコク。
「あ、クラフトビールってそうそう」と思わせる。
私の好きな「ピルスナー」タイプと比べると
かなり繊細で柔らかいビール。
「苦い」のが苦手な方でも「あれれ~?」っと
グラスを開けてしまいそう。
今夜の晩酌にいかが?
ってことで今日はこんなカンジ。
では また
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