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此の世に遺したい、光①(70,000,000,000,000分の1)

私が、この体で”人間の私”として生まれる確率。
現在の地球には約73億人。
私と全く同じ人間は他にいないので(多分)、7,300,000,000分の1。
特定の男女から生まれる確率は約70兆分の1、70,000,000,000,000分の1。
7,300,000,000と70,000,000,000,000
数字の多さに圧倒されそう。まさに”盲亀浮木”。
あなたも、私も、その「1」であるなんて。
奇跡としか、いいようがない。

おまけに。
私達は、すごい存在だしね。
「何を、証拠に?」って? 
今、生きているから。
「何も、”すごいこと”してないでしょ?」
そう、何をしていなくても。

この宇宙に地球が生まれて、46億年。
地球上で最初の生命体が生まれたのは、40憶年ぐらい前。
3000万種といわれる生き物全ては、たった1つの生命体を祖先をもつ。
この地球上にいる生き物全て、みんな「自分」。1つの存在だ。
「自分」は形を変え、時に有機体としては消失して。
気が遠くなるほど長い年月とハードルを乗り越え、今も存在する。
かなり”すごいこと”、じゃない? これって。

ちなみに「人類」は、およそ500万年前に生まれたそうだ。
億年単位の宇宙、地球の歴史に比べると、瞬きでしかない。
我々と同じ種は、20万年ほど前ではないかとのこと。
若い、幼いを通り過ぎるくらいの齢の種ってことだ。
そう考えたら、たかが数十年間の経年に囚われたり大騒ぎするのは、
甚だ滑稽でしかないと、私は感じる。

さてさて。
このように、とてつもない確率で、私は今。
この星で、生命体である人類として生きている。
なんて、すごいことなんだろう。
周りにいる人、生命体、物と共生できる幸せ。
なんと、有難いことだろう。

一瞬先に、私が死ぬならば。
この感謝を、光を遺したい。
ありがとう



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