まがしき

esportsファン・ゲームファン。新作は必ずチェックし、遊んだりしている。espor…

まがしき

esportsファン・ゲームファン。新作は必ずチェックし、遊んだりしている。esports大会はFPS中心に見ており、プレイもたまにする。 欧州サッカーファンで12年ほどマンチェスターユナイテッドのファンをしている。 趣味は読書で月に2~3冊読めたら読む。西尾維新ファン。

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  • 読書感想まとめ

    自分が読んだ本たちの感想をまとめていきます。 一か月に1冊くらいの本を読み、そのたびに更新していきます。

最近の記事

読書感想『掟上今日子の推薦文』※ネタバレ注意

今週読み終わった本は著作西尾維新の忘却探偵シリーズ第二巻『掟上今日子の推薦文』でした! 相変わらず素直に面白い! 誰が読んでも面白い西尾維新の作品はこのシリーズだけなんじゃないでしょうか!(これは少し失礼かな…) 正直面白いし、気になることもあるしでさっさと全巻買いそろえて読みたいくらいです。挑戦状までは買っているのでとりあえずそれを早く読みたい! 今作は前作と語り部というか主人公が別の人でした。ドラマはどうやったのか気になります。朧気うろ覚えながら今作の話はドラマで見た

    • 再・読書感想『クビシメロマンチスト』※ネタバレ注意

      今週読んだ本は著作西尾維新の戯言シリーズ第二巻、『クビシメロマンチスト』でした。 『クビキリサイクル』と同じく、人に貸すのでせっかくなら読み返そうと手に取った本作。 最後に読んだのは高校一年の終わりごろだったでしょうか。 改めて読み返すと本当に本当に、本当に最高の傑作でした。 あらすじ…(wikiから引用) 自分は高校生のころはお酒を飲まない真面目なやつだったので、あの酒の入った喧しい感じはこの年になってようやく理解した。こういう部分もやっぱり読み返すことで分かる良さだな

      • 映画感想『ゴジラ×コング 新たなる帝国』※ネタバレ注意

        今週見た映画は現在公開中の新作、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』でした! キングオブモンスターズを劇場で見て以来の久々のゴジラ。劇場での極音上映自体も久々なのでかなり楽しみにしてました。 結論から言おうと思います。 最高の大怪獣バトル映画でした!! もう感想Note終わってもいいくらいですが、追加でちょっとだけ。 僕自身、ゴジラが久々と言っているように、シン・ゴジラと-1.0を見ていないんですよ。 理由としてはまず 「怪獣映画にストーリーをそこまで求めていないから」とい

        • 再・読書感想『クビキリサイクル』※ネタバレ注意

          今週読み終えた本は著作西尾維新の戯言シリーズ第一巻、西尾維新のデビュー作である『クビキリサイクル』でした。 先週話した通り、人に貸す前に改めて読んでみようと思ってもう何年振りですかね。アニメが間に挟まっているとはいえ、4、5年ぶりくらいにこのシリーズを手に取りました。 前回読んだときはまだまだ高校生でした。やはり人間というのは緩やかに歪んでいくものだなとこういう振り返りをするたびに思います。 僕は中学生のころに物語を読み、「あれが高校生か」と思っており()、高校生で戯言を読

        読書感想『掟上今日子の推薦文』※ネタバレ注意

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        • 読書感想まとめ
          40本

        記事

          アニメ感想『ARIA the ORIGINATION』※ネタバレ注意

          今週見終わったアニメは『ARIA the ORIGINATION』でした~~ 本当に素晴らしいシリーズだった…… 今作はもう最初からプリマに昇格するための話って感じで、序盤からかなり哀愁漂うというか、どこかしんみりしているところのある回が多かったと思います。 このARIAという作品の凄いところというか、素晴らしい所って時間が止めどなく進んでいる所だと思うんです。 短編の連続のような作品ですけど、季節は流れ、だれもが未来に向けて歩みを止めていない。そして未来に対しての不安と

          アニメ感想『ARIA the ORIGINATION』※ネタバレ注意

          読書感想『魔界都市ブルース 妖花の章』※ネタバレ注意

          今週読み終わった本は著作菊地秀行のマン・サーチャーシリーズ第一作『魔界都市ブルース 妖花の章』でした。 見るきっかけは戯言シリーズ繋がりで貸していただきました。姫ちゃんのおおよその元ネタ?(姫ちゃんや市井遊馬の元ネタはブギーポップも大きそう)だと戯言内でも軽く言われてましたしね。 初版が1986年ということで、今まで自分が読んできた作品の中でも一層古い作品になります。 しかし、この作品の凄さは古さをほとんど感じない所だと読んでいて思いました。 舞台は新宿、魔震という名の

          読書感想『魔界都市ブルース 妖花の章』※ネタバレ注意

          読書感想『掟上今日子の備忘録』※ネタバレ注意

          今週読み終わった本は著作西尾維新の忘却探偵シリーズ第一巻『掟上今日子の備忘録』でした! 西尾維新ファンとなって10年近く経とうとしていますが、この作品は一番大衆向け感あって最後に取っておこうと思っていた作品でした。 ドラマも朧気ながら覚えていますね~。中学生だったしそもそもドラマ好きではなくて見ない派なんですが、それでも家族が見ていたのをチラ見していたと思います。 というわけで完全初見で読んだのですが、驚くほど面白かった。 西尾維新らしさという面ではやはりかなり薄まってい

          読書感想『掟上今日子の備忘録』※ネタバレ注意

          ゲーム&読書感想『魔法使いの夜』※ネタバレ注意

          今週クリアした、読み終えた作品は『魔法使いの夜』です。間に合ったー! 4月12日にコラボが発表された翌日に購入してから約2週間、いつかやろういつかやろうと思っていた作品でしたので遂に機会が来たと思い、存分に楽しませてもらいました。 もともと第1、5魔法が出てくること、月姫で青子が出てくること、なにより橙子さんが出てくることも相まってとても楽しみにしていました。 事前知識としては魔法使いが出てくること、冠位とる前の橙子さんが出てくることだけでした。ほとんどネタバレなしで楽しめ

          ゲーム&読書感想『魔法使いの夜』※ネタバレ注意

          読書感想『鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説』※ネタバレ注意

          今週読み終わった本は著作西尾維新の『鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説』でした。 今作は群像2023年10月号に掲載されたものに手を加えて出版したものらしく、新作とは言い切れない感じがしますが新作です。 群像という文芸雑誌は存じ上げていなかったのですが、これまた著名な文芸雑誌らしく純文学をメインに扱っているそうで芥川賞が出たりする講談社のなかでもかなり格式の高い雑誌のようです。 自分は純文学というものはあまり詳しくなく、文学的に評価される系の小説とい

          読書感想『鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説』※ネタバレ注意

          読書感想『来るべき書物』※ネタバレ注意

          今週読み終わった本は前回のユリイカpanpanya特集以来2か月頑張って読んでいたモーリス・ブランショ著作の『来るべき書物』です。 繋がりで言いますと、かなり昔ミシェル・フーコーを二冊読みましたが、そのフーコーさんが大のファンだったということでフーコーを貸してくださった方に借りたものになります。 いや~本当に難解でした。残念ながら二割も理解できたがどうかどうかってところだと思います。時代も違い、文章も難しい。太宰や夜と霧で値を上げていた自分にはレベルの高い書物でした。

          読書感想『来るべき書物』※ネタバレ注意

          アニメ感想『葬送のフリーレン』※ネタバレ注意

          今週見終わったアニメは今絶賛大流行中の『葬送のフリーレン』でした。 昔8話まで見ていてそこから時間をおいていたんですが、タイミングが合ったので全部見れました。 この作品、8話の時点ではそこまで自分心惹かれなかったんですよね。そもそもフリーレンのヒンメルに対する思いだって「それはそこまで興味はなかったけど、改めて死に触れたから涙が出ただけでは?」と思っていましたし。 旅をする中で改めて人間というものを知る作品なのかなとこの時は思っていました。 明確にこの考えが変わったのは1

          アニメ感想『葬送のフリーレン』※ネタバレ注意

          アニメ感想『ARIA The NATURAL』※ネタバレ注意

          FF7R以来、お久しぶりです。 先月はFFにかかりっきりで小説もアニメも全くでしたが、今月はウイニングポストの新作をボチボチやりながらアニメや配信を見る日々を送っています。 というわけで今回は友達にお勧めされていたアニメ、『ARIA The NATURAL』を見ました。 (一期も見たんですが、感想書く前に2期見始めたのでなしにしました) なんと見た目のぽわぽわ感に対して設定が結構SFで驚きました。 火星をテラフォーミングして水の惑星に仕立て上げた世界、しかも重力や天気を操

          アニメ感想『ARIA The NATURAL』※ネタバレ注意

          ゲームクリア感想『FINAL FANTASY Ⅶ REBIRTH』※ネタバレ注意

          今週クリアしたゲームはスクエアエニックスのFF7Rシリーズ第二部、『FINAL FANTASY Ⅶ REBIRTH』でした。 クリアまでの時間はおおよそ90時間でした! 終盤にどっと増えたサブクエとミニゲームは断念してこれですからものすごいボリュームでした。 前作はもう4年前ですか… 前作をプレイしていた時はまだ高校生でした。今のようにPCやモニターではなく、テレビに繋がったPS4であのオープニングを見た時の感動をいまだに覚えています。 タイトルでも書いている通り、間違

          ゲームクリア感想『FINAL FANTASY Ⅶ REBIRTH』※ネタバレ注意

          ゲームシナリオ感想『ペルソナ3 リロード』『ペルソナ3 フェス』※ネタバレ注意

          昨日、ペルソナ3リロードの感想を上げた後、自分はYouTubeに上がっていたペルソナ3フェス エピソードアイギスのシナリオまとめ動画を見ました。 そこで思ったのは、「なぜこれもリメイクしなかったのか」という強い思いです。 自分はこのストーリーを見ることですべての思いを消化できました。 なぜそう思ったのかを自分の思いを吐き出す意味でも書いていきたいと思います。 ペルソナ3は残された人たちの物語である自分はペルソナ3という作品の、特にS.E.E.S.のメンバーに共通するテー

          ゲームシナリオ感想『ペルソナ3 リロード』『ペルソナ3 フェス』※ネタバレ注意

          ゲーム感想『PERSONA3 RELOAD』※ネタバレ注意

          今週クリアしたゲームは開発アトラスのペルソナシリーズ第3作、ペルソナ3のリメイク作品である『ペルソナ3 リロード』でした。 無印版などのリメイク前の方は触ったこともストーリーも知らないので、完全初見ということになります。そもそもペルソナ3が最初に出た時が2006年ということで、自分は4歳ですからね。舞子ちゃんより年下なのでは? クリア時間は大体80時間、ほとんどのフルボイスを真面目に聞くとこうなります! まぁ自分のペルソナ5ロイヤルは100時間かかったのでノウハウがあっただ

          ゲーム感想『PERSONA3 RELOAD』※ネタバレ注意

          読書感想『ユリイカ panpanya特集』※ネタバレ注意

          今週読んだ本は『ユリイカ panpanya特集』でした。 panpanyaさんの漫画個人的に結構好きで、最新刊も買わせてもらいました。 ユリイカ自体を買ったこと自体が初めてだったんですけど、ずいぶん専門書的な感じなんですね。 そうそうたる肩書の方々が濃密で詳細な解説や感想を語っていく、同じファンとして自分の感想がよりマッシュアップされていくような不思議な体験でした。 自分も他の方々にもれず、panpanyaさん像というものを掴み切れず謎の人物だと思っていたんですが、インタ

          読書感想『ユリイカ panpanya特集』※ネタバレ注意