田中勲

エディター&ライター。noteには、大好きなホテル&宿の話を書くつもり。最近泊まったと…

田中勲

エディター&ライター。noteには、大好きなホテル&宿の話を書くつもり。最近泊まったところとか、過去に泊まったところの【宿泊レポート】や宿に関する【エッセイ】、時には宿泊施設に関する【分析レポート】なども。

最近の記事

【宿泊レポート】銀座ベルビューホテル2024年5月13日〜14日

渋谷の次は銀座にも一泊です。泊まるのは、「銀座ベルビューホテル」。電通通りとコリドー街の間の裏道沿いの、銀座6丁目にあるホテルです。 銀座でのショピングやグルメ、足を伸ばして日比谷や皇居までも近いロケーションなのに、料金お手頃。しかもパンやおにぎり、ゆで卵などの朝食が無料という、ちょっと穴場的なホテルです。 今回も1月に宿泊したザ・ゲートホテル東京 by HULICに宿泊しようかな…と思ったのですが、料金がさらにUP↑^^;。帝国ホテルよりも高くなっていたので、それならば

    • 【宿泊レポート】SHIBUYA STREAM HOTEL 2024年5月12日〜13日

      渋谷ストリームエクセルホテル東急からリブランド、2024年1月にグランドオープンした「SHIBUYA STREAM HOTEL」に泊まってきました。「地域とつながる体験や新しい魅力を発見するきっかけを創出し、「ひと」と「街」を新しい感性でつなぎあうライフスタイルホテル」だそうですが…。 商業施設の渋谷ストリームの4階のフロント&ロビーフロアへ。オシャレ感たっぷりのフロアには、バーやレストランもあまり垣根なく広がっている感じです。 今回のお部屋は13階とホテル最上階。エレベ

      • 【宿泊レポート】鎌倉パークホテル2024年5月11日〜12日

        参加している俳句の同人誌の仲間での、鎌倉一泊の吟行。主宰者が選んだ宿が、由比ヶ浜の稲村ヶ崎に立つリゾートホテル、「鎌倉パークホテル」でした。 最寄り駅の江ノ電・長谷駅から徒歩12分と、公共交通機関で行くにはちょっと不便なのですが(しかも長谷駅にはタクシーはいません。タクシー使用なら、鎌倉駅から)、長谷寺や鎌倉大仏などの観光かたがたに行くなら、いいロケーション。海が一望!というのも、気持ち良いです。 19人の団体での宿泊ということで、お部屋はツインの洋室にエクストラベッドを

        • 【宿泊レポート】アパホテル〈なんば駅東〉 (2024年3月10日〜11日)

          今回の大阪は、父の墓参りが主目的ですが、ついでに食いだおれてやろうという寸法です。まずは到着した伊丹空港から。 セキュリティチェック後エリアにある「天然本まぐろ ありそ鮨し」が最近のお気に入り。いつもは帰りがけに行くのですが、今回は到着時に行ってみました。そのために荷物を預けずに、ホテルに先送りしたのです^^;。 さて宿泊は、アパホテル〈なんば駅東〉。ここはオレのまわりの酒飲み仲間には定評のあるホテルで、俗に言う「うらなんば」のど真ん中にあるのが大きな特徴。部屋などはいた

        【宿泊レポート】銀座ベルビューホテル2024年5月13日〜14日

          【宿泊レポート】いにしえの宿 伊久(2024年3月12日〜13日)

          3月2日が命日の父の大阪の墓参りに行くついでに、伊勢・賢島にも足を伸ばしてみました。伊勢に行くのも3年ぶりになります。 今回は伊勢神宮の内宮に近い宿を…と探して、「いにしえの宿 伊久」さんにしてみました。各地にある「ラビスタ」でおなじみの、共立リゾートさんの宿です。 「泊まるから堪能できる伊勢もある」というキャッチフレーズの通り、内宮まで歩いて15分、赤福餅の「赤福本店」があるグルメな「おかげ横丁」まで徒歩10分というロケーションは、ちょっと他の宿では体験できない感じです

          【宿泊レポート】いにしえの宿 伊久(2024年3月12日〜13日)

          【宿泊レポート】ウェスティン ルスツリゾート(2024年2月4日〜5日)

          知人からご招待券をいただいたので、スキーシーズンのウェスティン ルスツリゾートに行ってきました。ラッキー! さてチェックインして、エレベーターの階数を見ると、奇数のみ、ということは…。実は、お部屋は全部メゾネットなのです。今回は23階と高層階の加森フロアの宿泊です(料金表を見ると高層階はお高い)。24階もあるようなのですが、これはVIPフロアなのかしらん… スキーシーズン真っ只中とあって、ホテルはインバウンドの方がいっぱい!日本人の家族連れも多いですね。このウェスティン

          【宿泊レポート】ウェスティン ルスツリゾート(2024年2月4日〜5日)

          【宿泊レポート】第一ホテル両国(2024年1月18〜19日)

          今年最初の東京行き。たまには墨田区を堪能しようということで、第一ホテル両国に宿泊してみました。JR両国駅からは少しだけ離れたところにあるホテル。喧騒からはワンステップ離れていて、静かな環境です。 通常のツインで予約していたのですが、なぜかグレードアップしていただき、コーナーのちょっと広めの部屋になりました。ラッキー。 そして写真はないですが^^;、東京スカイツリーを眺めることができるのがウリの一つ。15階だったので、周囲の建物を様々眺めることもできました。 さて夕食は、

          【宿泊レポート】第一ホテル両国(2024年1月18〜19日)

          【エッセイ】貨物室が嫌なら、やっぱりペットホテルでしょ

          最初に飼った犬は車はもちろん、フェリーにも夜行寝台特急「北斗星」にも、そして飛行機にも乗った。列車にはケースで持ち込むが、個室のコンパートメントの中では出してあげて、一緒に過ごしていた。 しかしフェリーでは、個室だとしてもペット部屋に預ける必要があった。面会?は自由だったので、不安そうにケージの中で座っている犬の様子を、2時間おきぐらいに見に行っていた。 飛行機はもちろんケースに入れて、貨物室送りだ。特に最初の犬は落ち着きのないヤツだったので、飛行機の客席で同乗なんて、絶

          【エッセイ】貨物室が嫌なら、やっぱりペットホテルでしょ

          【宿泊レポート】アパホテル〈仙台駅五橋〉(2023年12月10〜12日)

          JALのマイルをポイントに変換したものの期限が迫ったので、あまり行ったことのない仙台行きの便を予約。今回は街グルメ中心の旅にしようと思ったので、ホテルはおなじみのアパホテルに。 2008年にオープンした大型ホテル。なので、「進化する」アパホテルとしては、ちょっと仕様が古いかな…という感じがします。しかし、大浴場もあり、宿泊料金の安さを考えれば、必要十分な宿。ベッドの寝心地も、なかなかです。 五橋エリアは繁華街というよりはオフィス街。このアパホテル、仕事には良いかもしれませ

          【宿泊レポート】アパホテル〈仙台駅五橋〉(2023年12月10〜12日)

          【エッセイ】札幌に、もっと高級ホテルを!

          東京オリンピックまでと言われたホテル建設ラッシュだけど、引き続き継続中。大きいものから小さいものまで、高級からさほど高級でないものまで、様々な宿が全国に作られている。 札幌もご多分に漏れず新しいホテルが次々と登場。特に面白くなりそうなのは、札幌都心のオアシス、繁華街すすきのにも隣接している中島公園付近だ。 もうかなり長く札幌にいて、気に入っている部分も多いのだが、東京に比べてちょっと物足りないのは、高級ホテルの数の少なさだ。 古くからの老舗といえば、札幌グランドホテルや

          【エッセイ】札幌に、もっと高級ホテルを!

          【宿泊レポート】余市SAGRA(2023年11月28〜29日)

          北海道余市町といえば、近年小規模なワイナリーが急激に増えているワイン好きの大注目のエリア。そんなワインに魅せられた村井さんがオーナーシェフを務める札幌の人気イタリアンだったSAGRA(サグラ)は、この余市に移転。イタリアン・オーベルジュとして、2017年にオープンしました。オレは2018年から5年ぶりの再訪です。 木をたっぷりと使ったメインの棟には、レストランと2組が宿泊できる部屋があります。前回の宿泊は、こちらのメイン棟のお部屋でした。 今回宿泊したのは、その後に完成し

          【宿泊レポート】余市SAGRA(2023年11月28〜29日)

          【エッセイ】都市型スキーリゾート・札幌

          転勤で来た札幌に居着いて、もう四半世紀。「私をスキーに連れてって」世代なので、来た当初はまだスキーを滑っていたのだけど、自分のスキー板が他と比べて長いこと(つまりは旧式ということ)に気付き、しばらく遠ざかっていた。 若いスキー友達ができて、スキー板もカービングのを新調して、また滑り始めたのは7年前。以来毎年滑っていて、去年の12月にはスキーブーツも新調した。 そんな風に札幌にいてスキーと付き合ってきたよそ者の目から見ると、札幌近郊は一大スキーエリアだ。周辺に大小いくつもの

          【エッセイ】都市型スキーリゾート・札幌

          【宿泊レポート】登別温泉郷 滝乃家(2019〜2023年)

          ここのところ毎年2〜3月頃にお伺いしている和風旅館が、滝乃家です。北海道の中でも温泉街らしい温泉街である登別温泉郷の、その中でも老舗旅館として誰もが認める存在の宿です。 これだけ何度も訪問しているのには理由が。そのまず第一が、建物の美しさです。2008年に竣工した今の建物は、老舗の伝統と現代建築の快適さが融合したもので、オレは大のお気に入りなのです。特に好きなのは、窓ガラスがどこも広くとられていて、それが常にきれいに磨かれていること。 宿泊者のパブリックスペースとして、ゆ

          【宿泊レポート】登別温泉郷 滝乃家(2019〜2023年)

          【エッセイ】和風旅館最大の「縛り」は?

          ヒルトンのCM「とまるところで、旅は変わる。予定でいっぱいの休暇」篇がネットでちょっと話題になっている(本家のYouTube広告は11/15時点では削除されている)。 俗にいう「比較広告」の一種で、大型和風旅館のフロントらしき場所で和装の女性が一気に時間など宿のルールをまくしたてるのに対し、ヒルトンなら時間に融通がきいて寛げるよ…という内容だ。 かなりカリカチュアチックな作りで、真面目に「和風旅館をdisってる」なんて怒るもんじゃないだろうけど、いろんな意味でホテルに比べ

          【エッセイ】和風旅館最大の「縛り」は?

          【宿泊レポート】西村屋本館(2023年3月12〜13日)

          大阪から特急列車に乗って約3時間の城崎温泉。小学校低学年以来ご無沙汰だったのですが、冬のカニが食べたい!ということで、2019年と2023年に訪れてみました。 2023年は3月に。まずは駅前でゆっくりランチ。但馬牛のハンバーガーです。旨い! 商店街はコロナ禍から脱して賑わいを取り戻しつつある感じでした。 駅前には観光協会が運行する宿行きのバスがあり、自分の宿を告げるとその前で止まってくれて、2019年はそれに乗ったのですが、今回は時間が合わずタクシーで宿へ。 今日の宿

          【宿泊レポート】西村屋本館(2023年3月12〜13日)

          【エッセイ】仲居さんという存在

          子供の頃。毎夏、家族4人で海水浴に2泊3日で出かけていたのは、オレが肌が弱くてあせも体質だったのが理由だった。大人になって、そんな傾向はすっかり無くなったのだけど。 実家は大阪だったので、行き先は和歌山県の白浜や勝浦、鳥取県の白兎海岸、兵庫県の城崎などなど。一番何度も行ったのは、京都府の天橋立だったと思う。 仲居さんに案内されて入るキレイな和室に窓際の椅子とテーブル。窓からは回転橋が見える和風旅館が定宿だった。部屋に案内されると、父が必ず「お帳場の皆さんで」と、仲居さんに

          【エッセイ】仲居さんという存在