Web制作を依頼する人が知らないサイトづくりの舞台裏
ホームページやランディングページなど、インターネットに掲載するものを作るとき、必ずと言っていいほどWebデザインという言葉を耳にすると思います。これは、ホームページを作った方やホームページを作ろうと思っている方なら、一度は聞いたことがあるでしょう。
ただ「Webデザインと言われても詳しく知らない」とか「具体的には何をするの?」という方が多いのではないでしょうか。そこで、今回はWeb制作を発注する方へ、僕たちがどのように制作をしているのか知っていただけるように、一部ではありますがWeb制作の舞台裏をお伝えしたいと思います。
1.そもそもWebデザインとは何か?
Webデザインとは、ページの見た目を良くするために工夫を凝らして、商品・サービスのコンセプトの質を高めることです。例えば、文字の大きさや背景の色を決めたり、ロゴ・アイコン・キャラクター・写真画像などを加工したりします。
Web制作そのものはパソコンの画面上で行うので、とても地味な作業です。でも、実をいうとWebデザインは商品・サービスの成約率に大きな影響を及ぼします。
事実、商品の申し込みボタンを黄色から緑色に変えたら注文が増えたというケースは珍しくありません。もちろん、この色にすれば確実に成約率が上がるというわけではないのですが、ターゲットからの見た目が悪いとやはり売上には悪影響と言えます。
そこで、僕たち制作側の人間は、例えばこんな工夫を施します。
・資料請求やお問い合わせのボタンの色を変える。
・登録フォーム内にイメージロゴを加える。
・キャッチコピーの一部分を太字で強調する。
こうして一部を目立たせるだけでも見た目の印象が変わり見る人の感情が駆り立てられます。つまり、ページを改善して成約率を向上させるのがWEBデザインの役割なのです。
2.Webデザインで使用するソフトウェア
Webデザインとは何のかをご理解いただけたと思いますが、僕たちWeb制作をする側の人間は、デザインを決める前にあることを徹底的に検証します。それは、発注してくださったお客様の商品コンセプトです。なぜなら、お客様の商品コンセプトに応じてコピーを考え、そのコピーに見合うデザインを作る必要があるからです。
つまり、あなたの商品イメージをWebデザインで伝わるように表現するということです。
こうして商品コンセプトをインストールしたら、いよいよWebデザインに入ります。そして、Webデザインの作業をするには、デザインを施す専門のソフトが必要です。
3.Webデザインに欠かせない必須ソフト3選
1、Photoshop
これは、フォトグラファーや印刷会社が扱う写真の調整、合成など画像の加工ができるソフトです。人物の目を大きくしたり、ほくろを消したりとさまざまな修正が可能です。
2、イラストレーター
これは、僕たちの間で通称イラレと呼ばれるソフトで、イラスト制作や印刷出版・ロゴ・パッケージなどのデザインを描画するツールです。イラストレーターは画像を拡大したときや縮小したときに劣化させずに作成するのが特徴です。
3、ファイヤーワークス
こちらはMacromediaという会社のWeb素材制作ソフトです。ホームページのデザイン作成が主な用途で作業速度が早いと言われています。
おわりに.
いかがだったでしょうか。Webデザインは、商品・サービスを目立たせて見込み顧客に訴えるためにとても大切なものです。専門ソフトを使い、より見た目がよくなるデザインを目指してデザイナーは仕事に精を出しています。
現在は、誰でも無料でホームページを作れるようになりましたが、見た目が成約率に影響するのは事実です。そういう意味では、餅は餅屋ですから、専門的なことはやはりプロに任せる方が良いかもしれません。
WEBは苦手!という個人事業主のサイト制作からプロモーションまでを一括サポートしています。また、その際に必要な売れるコピーが書けるようになるライティング講座も主催しています。