好きなように生きる潜在意識の書き換え方

仕事や日常生活で「本当はこんなことしたくないのに･･･」とか「何でこんなことしなきゃいけないの？」という気持ちになることがよくありませんか？

実をいうと、僕たち人間には潜在意識というものがあって、願望や欲求を叶えようとしてもブレーキがかかってしまうことがあります。特に、経験のないことや過去に失敗したことにトライするときは尚更です。

そのため、理想の自分を生きるには潜在意識を変えることが必要なんですね。そこで、今回はあなたがやりたいことを思い通りに実践するための具体的な方法をお伝えします。

1.潜在意識とは？

そもそも潜在意識とは一体何なのでしょうか。潜在意識とは、心の奥底に眠っていながら行動や思考に大きく影響を与える意識のことを言います。簡単にいうと、習慣です。

ただ、この潜在意識は意外とやっかいなもので、なかなか変えることができません。あなたも長く続いた習慣を突然変えたら、ソワソワして元の習慣に戻るはずです。

例えば、僕たちは日常的に朝起きて顔を洗ったり、食後に歯を磨いたりしますよね。そのため、もし2〜3日洗顔や歯磨きをしないと、顔肌や口の中が気持ち悪くなり慌てて洗顔や歯磨きをすると思います。

これが習慣、すなわち潜在意識です。このように、潜在意識はなかなかとれないシャツの汚れと同じで、簡単には変えられないのです。

2.潜在意識は書き換えが必要

こうして考えると夢や目標を叶えることはムリなの？と思ってしまうかもしれません。しかし、実際にはたくさんの人が夢や目標を叶え、理想の生活をしているのも事実です。

では一体、思い通りに生きることができる人とそうでない人では何が違うのでしょうか。それは、潜在意識を書き換えているかどうかです。

先ほども申し上げましたが、潜在意識を変えることは簡単ではありません。

僕も子どもの頃、「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と親に何度も言われたことで、我慢することを意識するようになりました。その結果、大人になってからは無意識に我慢することは正しいことだと考えるようになり、兄・先輩・上司など立場が上の人は何かと我慢を強いられるものという常識が自分の中に生まれたのです。

でも、立場にかかわらず、我慢するとかしないといったことは状況によりけりですよね。我慢することで言いたいことが言えないのはストレスになりますし、我慢しないことで揉め事を起こすのも良くありません。

そのため、僕は子どものときに埋め込まれた意識を変えることにしたのです。大学の通信教育で哲学や心理学、脳科学などを徹底的に学び物事をロジカルに考えるようになりました。つまり、潜在意識は一定期間に集中して別のことを意識することで書き換えることが可能になります。

3.理想を叶えるために必要なたった1つのこと

「潜在意識の書き換えが必要なことはわかった。でも、なかなか上手くいかない。」という方もいらっしゃるでしょう。

これは英会話やダイエットが成功しない人の多さに比例しています。英会話スクールやスポーツジムに通っても結果が出ずにあきらめてしまう人が多いのは、英語を話していない期間や太っている期間が長いからなんです。

そこで、大切なのが臨場感（リアリティ）を常に持つということです。

遊園地のジェットコースターに乗ると、高い地点まで登った後、急降下しますよね。このとき、安全管理されている乗り物だから問題ないとわかっていても、高いところから落下するときは恐怖感があると思います。

この恐怖感こそが臨場感であり、臨場感を上手に活用することであなたの願望や欲求は叶うと言えます。

1つ例を挙げると、あなたはお店の売上を2倍にしたいと思っているとします。そのとき、売上が2倍になった状態を徹底的に想像するのです。

お客さんは今と比べて何人増えているのか？

お店のレイアウトはどう変わっているのか？

あなたは毎日どんな気分で働いているのか？

従業員は今より減っているのか増えているのか？

売れ筋商品のランキングはどんな感じか？

･･･というように、毎日想像を働かせるのです。3ヶ月くらい意識して想像していれば、それが潜在意識になりますから、あなたの行動も変わります。

ここまでくればあとは時間の問題です。あなたは想像した通りのお店を創り上げ、売上2倍を達成しているというわけです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

理想を叶えるには潜在意識の書き換えが必要で、そのためにやるべきたった1つのことが臨場感を常に持つということです。

思考は現実化するという有名な本がありますが、常に臨場感のある想像を働かせていれば、本に書いてある通りになります。事実、僕はこうした脳の使い方で英語をマスターしましたし、何かを始めたときの習慣化も簡単にできるようになりました。

想像なんて誰でも簡単にできることですから、あなたもぜひ試してみてくださいね。ちなみに、臨場感のない想像はただの妄想で終わりますから、十分注意してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。