Madokamatka

デザイナー・アートディレクター 2019年5月マルタ共和国→イギリスを経て、2020年…

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デザイナー・アートディレクター 2019年5月マルタ共和国→イギリスを経て、2020年1月からデンマークのデザイン系フォルケホイスコーレDen Skandinaviske Designhøjskoleに通っていました。

最近の記事

【デンマーク留学】デザインを学ぶフォルケホイスコーレでの記録:1

フォルケホイスコーレ生活を終えました 約1年間のフォルケホイスコーレでの生活が終わり、その後日本に帰国。一時帰国中に書いていた前回の記事からかなり期間が空いてしまったが、備忘録として下書きに残していた記事から仕上げていくことにした。 ●私のデンマーク滞在歴● デンマーク第6の街・Randers郊外にあるフォルケホイスコーレ、Den Skandinaviske Designhøjskoleにて、2020年春セメスターと秋セメスターに参加したあとに帰国。 約1年間のフォルケ

    • 太陽に近づきすぎた話

      かつて恋をした人がいた。 その恋をした人へ、 届かない前提のラブレターとして書く。 その人は生物学的に女性で、私に女性を愛する性的指向はないので、恋とはまた違ったのかもしれない。 けれど、湧き上がったたくさんの感情や、彼女からひどいことを言われた時のやり切れない気持ち、頭に浮かぶとじくじくと胸を刺す痛みがいつになっても消えなかったことを思うと、あれはやっぱり恋で、彼女と決別した時に失恋をしたんだと思う。 彼女との出会いは今から12年前、フィンランドに初めて訪れた年の秋

      • 語学力ほぼゼロから、北欧留学のためにしたこと:3

        語学力ほぼゼロから、北欧留学のためにしたこと:2で書いたが、マルタで語学学校に1ヶ月弱通った後イギリス・ブライトンのLoxdail English centreに通っていた。 ブライトンという街を選んだ理由については、ロンドン在住の友人のアドバイスを参考にしたからだった。「ロンドンに住むには生活費が高いし、移民が多くて生粋のイギリス人と知り合う機会はあまりない。なので、少し郊外の街にした方が英語を学ぶ環境としては良いよ。」 友人はロンドンに支社がある大手タバコメーカーで働

        • デンマークのフォルケホイスコーレ選び

          どのフォルケホイスコーレに通うかフォルケホイスコーレについては、様々な方が概要を書いているので、詳細な説明については割愛したいが、試験も成績もない「大人のための幼稚園」と言える場所。 発祥の国であるデンマークをはじめ、北欧諸国・ドイツなどでも一般的な学校であり、多くの生徒は高等教育終了後のギャップイヤーの間、通う傾向がある。学校によって科目は多岐にわたり、デザイン・アート・スポーツ・宗教・パーマカルチャーなどなど、自分の好みによって選ぶことができる。基本的に全寮制の学校。(

        【デンマーク留学】デザインを学ぶフォルケホイスコーレでの記録:1

          語学力ほぼゼロから、北欧留学のためにしたこと:2

          フィリピン・セブ島への留学後北欧のデンマークへ留学するため、ひとまずはお試しとして短期のセブ島留学を果たした私。フィリピンから帰国後、勤務先への通知、語学留学先の手続き、フォルケホイスコーレ選び、住んでいる部屋の引越し手続き、そして英語の勉強、デンマーク語の勉強などとにかく膨大にやるべきことがあった。 英語圏への留学は、利用者も多く日本からのルートが出来上がっているので、留学エージェントなどを通せば自身での手続きの手間はだいぶ省くことができる。なので、こちらは国さえ決めれば

          語学力ほぼゼロから、北欧留学のためにしたこと:2

          語学力ほぼゼロから、北欧留学のためにしたこと:1

          2012年に北欧・フィンランドに1人旅をして、たった1度の旅行で「北欧に住みたい!!」と強く思ったものの、2019年に渡航するまで7年間もの年月が経ってしまった。そして、最終的に留学先に選んだのは、元々行きたいと考えていたフィンランドとは異なる、デンマーク。そこに至るまでの経緯を記しておきたい。 本当に英語ができなかった海外旅行が好きな私だったが、留学にあたってネックになるのが「語学力」つまりは英語能力だった。7年間日本にくすぶっていたのも、とにかくこの問題が全てだった。

          語学力ほぼゼロから、北欧留学のためにしたこと:1

          私がフォルケホイスコーレ留学をするまで

          今更ながらnoteに記録をつけていくことにした。 11年間インハウスデザイナーとして文具メーカーに勤務後、「北欧に住みたい」という夢をかなえるために退職。それまで旅行で行ったことがあるくらいで、語学力もなければ現地にツテがあるわけでもなかった。それでも、「北欧に住む」という夢を諦めるにはまだ早い、と一念発起して少しずつ準備を始め、2019年5月末にようやく日本を飛び立つことができた。はじめて北欧の地に降り立った2012年から数えると、実に7年の歳月が経っていた。 北欧に住

          私がフォルケホイスコーレ留学をするまで