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お嬢様と侍女のゆるゆる旅行記 1

私は、基本的に単独行動派である。
海にだって1人で平気で泳ぎに行くし、海外ふらふらだって1人で行く。
だが、何と!今回は2人旅である。実に○○年ぶりの2人旅。

しかも旅のパートナーは素敵なお嬢様、miiinaさんである。
私とmiiinaさんのいったいどこに接点が?と思う方も多いであろう。普通に考えれば全くもって共通点が見出だせない2人である。

だが、以前ひょんなことで(リンク参照)miiinaさんと某所でお会いし、同席していた某京都在住noter某yにーさん(ゲフンゲフン)が、私達のあまりの盛り上がりっぷりに黙りこむほどに意気投合したのだ。そしてお互いに旅好きだと判明して、「近々一緒にどこかへ行きましょう」と固い約束を交わしたのであった。

 

5月20日

とても良い天気。目指すは志摩、賢島。
旅先を賢島にしたのは“海以外なーんにもなさそうだから”である。
そもそも今回の旅は“miiinaさんデザフェスお疲れ様会”でもあるわけで、まったりのんびりできる場所を選んだのだ。

東京からやってくるmiiinaさんと、大阪から行く私は現地集合。
賢島行きの特急に乗り込み(しかも喫煙車両だよ、今時!喫煙者に優しい近鉄万歳)、音楽を聴きつつ、車窓を眺めて旅モード。

いやー、特急って楽しい。いつでもどこでも基本は高速バス移動の貧乏旅行者としては特急に乗っているだけでテンションが上がる。快適快適。
らんらんるー、らんらんるー♪

そして、賢島に到着。
miiinaさんの到着まで30分ほどあるため、軽く散策がてら駅を出てみる。

清々しいほどに、海以外になーんにもない(笑)

これはいいぞ、とニヤニヤしながら駅へ戻って、外のベンチで日向ぼっこをしていると、遂にmiiinaさんが到着。
「やばいっすよ、何もないですよ、駅のファミマ(近鉄はキオスクが全てファミマ)で何か買っておかないと、後で買い物に来れないっすよ」
とご注進し、買い物を済ませてから、宿へ送迎依頼の電話をする。

ちなみに宿へは船で渡る。港から3分程度船で行った島にある宿なのだ。
「ちょっとこれは、いい感じですねぇ」
嬉しそうに船の乗り場で目を細めて海を眺めるmiiinaさん。

船を降りたら、あら、思った通りの素敵宿!
この宿は、バリ島大好きなご夫婦が、バリのロスメンのような宿をやりたい、とコツコツ改装をしながらやっているという民宿。
「これは、当たりだ♡」とほくそ笑む私達。しかも、2泊とも私達が貸切!

チェックインを済ませ、部屋に案内されると、コンパクトながらも、お洒落かつバリテイスト満載。そして当然、オーシャンビュー。大当たり。
さっそくリゾートモードに突入するため、ゆるゆるウェアに着替え、ぷしゅっと缶を開けて乾杯。いや、1杯だけだから!

ちなみに、この宿は全室禁煙。1階の海の見えるバルコニー部分のみ喫煙可。しかし、このバルコニー部分も、ここから見える景色もまた素敵なのだ。
海上にある島だから、海に沈んでいく夕陽をたっぷりと眺められる。ああ、ここはバリかしら?いいえ、賢島です。

2人でベンチに座り、海を眺めつつ話し込んでいると、あっという間に夕食タイム。

通された食堂は、バリテイストな調度品が置かれた、これまた素敵空間。
そして、ビールもシンハー、チャーン(タイ)、ビンタン(インドネシア)、333(ベトナム)というアジアンな品揃え。
私達はビンタンと333をいただいた。

しかし、この夕食はすごかった!
海の幸満載(お肉一切なし)、ものすごいボリューム。これにご飯とお味噌汁と、デザートまでついてくる。
これを全部食べられる女性っているの?と思ったが、ご飯をおかわりする方も結構いるとか。すごいなー。私はご飯は食べられなかった。

もうこれ以上入りません、というくらいにお腹いっぱいになった私達。
お部屋でのんびり食休みをし、のんびりとお風呂に入り、夜中3時過ぎまで、お腹が痛くなるほど笑い転げながら、お喋りしまくった。
noterさんのうわさ話もちらほらと。くしゃみをしていた方も数名いらっしゃるだろうなぁ(笑)

ちなみに、この日のガールズトークのメインテーマは“デート感”。
どこでデートをして、相手がどのように振る舞えば「これはデートなのね♡」という雰囲気が出るのか?と、考えてもどうしようもない事を延々と語る私達。話しているうちに、妄想がどんどんエスカレートして盛り上がるから、止まらない止まらない。

そう、女性はいくつになってもそういう生き物。

そんなこんなで、こんな子達に見守られながらお休みなさい。
5月21日に続く。



©madokajee


※ちなみに、この旅行記に限っては投げ銭歓迎!よろしく!

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