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365日後にクビになる教師#38

日本の公立の小学校の教員といえばそのほとんどが地方公務員、つまり副業禁止である。
だが、副業をすることができる教員がいる。それが地方公務員でない教員、つまり非常勤講師である。

たくさんの非常勤講師の先生方を見てきて、いろいろな仕事をしている方々がいてなかなか面白い。

その一部分を紹介する。
まずはやはり教員の仕事の専門性を生かした仕事を掛け持ちしているタイプ。
昼間は学校で教員として仕事して、夜は塾講師として塾で教えているというパターンや、曜日によって違う学校で教員として仕事をしているという、複数の学校で教えているというパターンなど。
または学校で教員として仕事をして、自宅でお教室の先生(ピアノなどの音楽系が多い。)として仕事をしているパターンもある。
専門性を生かすという点でこのパターンがいちばん多いのではないだろうか。

次に、こちらも専門性を生かすという点で同じで、午前中は学校で教員として仕事をして、午後は学童保育など子どもに関わる場所で仕事をするタイプ。これも多いだろう。

次に全く違う仕事をするタイプ。
作家、不動産投資、SNS代行やオンラインで何かの仕事をする、カウンセラーやコーチングを専門としたコーチなどなど…多岐に渡る。
これも結構話を聞くと面白い。

あと、いちばん面白いのが…教員向けにコンテンツを販売したりする「教員向け◯◯」をしているタイプ。これは現役で教員として働いているので、現場の様子がわかっているので共感しやすいのもあるだろう。

世の中には教員以外の仕事が山のようにある。いろいろな仕事を経験することで人生の幅も広がるのではないだろうか?
ぜひ非常勤講師の方々には教員以外の仕事をしてもらいたいのである。

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