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タロット占いをする 風の時代の趣味

タロット占いをしています。自分が占いを受けるのではなく、占いをします。気が向いたときに。

ワンド(火)、ペンタクル(地)、ソード(風)、カップ(水)

古代ギリシアの哲学者エンペドクレスは、火・風・水・土は独立の物質であることを主張しました。アリストテレスも、自然界において現実に見いだされる単純物質としては、この四元を考えましたが、エンペドクレスの場合とは異なり、これらの四元は相互に変化し合うことを認めています。火が変化して風、空気になる。その空気が変化して水になる。水というものはまた土になる。


そして、2020年12月から「風の時代」に入りました。

タロット占いでは、この4つの火、地、風、水、のカードを使う場合もありますが、私は22枚の大アルカナをおもに使います。

占いというと、霊性を思い浮かべる人もいると思いますが、日常的に人間観察をしている人、仕事で人事に関わっている人、が向いていると思います。
「一般に占い師は、とくに占星術師は、常人よりもカンの鋭い人が多くて、お客の星を読むよりも、客がいまなにを欲しているか、その心を読む方がうまい(西洋占星術史 講談社学術文庫 中山茂)」


タロット占いとの出会いは大学時代でした。サークルの夏合宿で後輩がタロット占いができるというので、遊び気分でみんなで占ってもらいました。

これがズバリあたるのです。気持ち悪いぐらい。

それ以降、頭の片隅にタロット占いことがひっかかり、自分でやってみることにしたわけです。

まずはカードの意味を覚えますが、そのうち、カードを見ているとあるイメージが浮かびあがり波紋のように広がってくるようになります。

時間帯によって、また体調によってイメージが浮かびやすい時と、調子が悪い時があります。私の場合は、朝はだめ。午後から夕方が調子が出てきます。また寝不足はだめ。頭が重く、イメージに重石が乗っている感じがします。

ズームでもやったことがありますが、出てきたカードやカードの並びを披露しずらいので、やはり対面がいいようです。もちろん、趣味の範囲ですので、無料です。
ただ、言葉は慎重に選ぶようにします。人は、何気ない言葉に影響を受けることがあるからです。

私の場合、霊性とかの特殊能力があるとは思っていませんが、イメージが浮かびやすくなるためには、絵画鑑賞が効果的な気がしています。絵画には作家の「気」が詰まっているからかもしれません。

風の時代にあった趣味です。

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