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特別展だけに行くのはもったいない東京国立博物館

上野にある東京国立博物館、トーハクでは様々な企画展・特別展が開催されます。5月にはチケットが直ぐに完売になった鳥獣戯画展が開催されました。

7月からは聖徳太子と法隆寺展が始まりました。鳥獣戯画展と比べてチケットの入手は容易なようです。

トーハクでは本館の常設展の展示物の一部が特別展・企画展のテーマに合わせて変わります。常設展の入れ替えはHPに掲載されています。

本館には国宝室があり展示物が1ヶ月サイクル程度で変わります。今は、平時物語絵巻です。こちらも入れ替えはHPに掲載されています。

緻密な筆致もさることながら、顔料に制約があった当時、どうやって鮮明な色を出したのか、絵巻物の前で嘆息してしまいました。

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特別展・企画展は朝から多くの人が訪れ、1作品1作品をじっくり鑑賞することは難しいですが、本館の方はそれほど人もいないため、1つの作品をじっくり鑑賞することができます。

国立の博物館ですから所蔵品は何もかもが素晴らしく、間近で日本の宝物の実物に触れることができます。まれに個人蔵となっている作品もありますが、展示物以外の所蔵品は普段はどこにどのよに保管されているのか気になります。

トーハクには、これ以外に東洋館、法隆寺宝物館、黒田記念館、などがあり、1日では見切れないほどの日本の宝物が展示されています。また、本館にあるミュージアムショップも充実しています。特に書籍。これも特別展・企画展に合わせて陳列棚の本に工夫が凝らしてあります。今回でしたら仏教に関する書籍が手に取りやすいところに陳列されていました。

キャンパスメンバーズ会員校に在籍する学生は常設展を無料で見ることが出来ますし、年間費を払って友の会メンバーになれば何度でも入館することができます。キャンパスメンバーの学校は限られているようですが、その大学の社会人学生になれば学生として入館できるようです。


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私がトーハクに行くときは、朝一番で企画展・特別展に行き、そのまま常設展を巡ります。途中で疲れると、本館と平成館の渡り回廊の庭園が見えるところにあるソファで午睡をします。ランチは敷地内にあるホテルオークラレストランでとることができますが、私は敷地内のキッチンカーで簡単なものを買って外のベンチで食べます。ミュージアムショップで書籍巡りをして、再び気になる展示物を見に行きます。今回は平時物語絵巻を見るために国宝室に3回行きました。

トーハクは私にとって1日中いても飽きないワンダーランドです。




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