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梁山泊のような組織~ビジネス~

ビジネスの世界で、私の組織は梁山泊のような組織にしたい、とずっと思い、意識し、実現しようとしてきました。

梁山泊とは中国にあり、水滸伝に出てくる地名です。

水滸伝は、中国の北宋末期に汚職官吏や不正がはびこる世の中、多様多芸な108人の人物が梁山泊に集まり、悪徳官吏と戦う様が描かれています。

このことから、優れた人物たちが集まる場所、一芸を持った人物が集まる場所、という例に使われることもあります。

若いころ、親会社の子会社として新しい会社を立ち上げ、事業が軌道に乗るまでその新しい会社に在籍していました。ベンチャー企業のような規模であり、個々人には裁量権があり、毎日の変化が激しく、体力的にはきつかったですが、今振り返ってもとても充実した日々でした。

その時の同僚は、いろいろな部署から集まっていました。経験も考え方も多様。お互いに刺激を受け、新しいアイディアが浮かび、それが更に次のアイディアにつながっていく。
逆に困った時には、それぞれの経験を活かして助け合う。

当時の上司が、「梁山泊のような組織だ」と何気なく言ったことから、それ以来、「梁山泊のような組織」を意識してきました。

実現できた時もあれば、笛吹けど踊らず、という時もありました。それでも、自分一人でも梁山泊のようでありたい、と思っていました。今でも、意識しています。いきなり「梁山泊」というと、パチンコの梁山泊と思う人もいるようで、「水滸伝の梁山泊」というようにしています。

ある人からは「水滸伝の梁山泊は最後は滅んだ」と言われ、二の句がつげず苦笑せざるを得なかったこともありましたが。。。

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