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異動がなくても変化は大きい

今回異動がなく、3年目の勤務となった。

学校の雰囲気や行事もイメージがつき、子どもや保護者の様子がわかる3年目。

多少職員の入れ替わりはあるものの、多くは去年からいる職員なので自分の環境変化によるストレスはそこまで大きくはないと鷹を括っていた。

だが、先日体調を崩すくらい疲労が蓄積してしまった。
例年5月の混雑を避けるために4月の連休に遠出をしていたが、今年もそのスケジュールだったらキャンセルしていただろう。
いつになく連休をゆっくり過ごすことができて、ようやく回復しつつある。


来年用に疲れの原因と対策を考えてみることにする。


疲れの原因


①職員の異動

自分は変わらなかったといっても、周りは異動で変化する。

・年度末に決めて準備していたことが管理職や担当の異動で年度初めに変更になる。
・なんとなく、で今まで通じていたものが通じなくなる。
・会議で引っかかるポイントが人によって異なり、事前の相談報告が必要になる。
・気軽な雑談ができていた職員が別の学校に異動し、息抜きがしにくくなる。

1つ1つは小さなことだが、なんか歯車が上手く回らない。そんな感覚。
異動されてきた人はもちろん慣れるまで大変だと思うが、同じ環境にいるのに例年通りにいかないと脳が混乱するのだ。人が変われば全て変わる。そのことは忘れずにいたい。


②仕事量がキャパオーバー

この時期は皆忙しい。養護教諭も例に漏れず忙しい。
4月の何が大変かというと、職員会議や緊急時対応研修の準備、食物アレルギー等子どもの健康状態の把握と情報共有、発育測定等の記録、健康診断の準備と記録、そして問診票の回収とチェック。
これらが日常執務に加わるので普通にキャパオーバーである。(そもそも日常執務ですらキャパオーバーな時もある)

今年度は連休前に健康診断がいくつかあったため、準備に時間的余裕がなかった。
健康診断の準備については長くなるので別の機会に。


③回復の遅さ

寝ても眠りが浅かったり、朝から疲れている。
家に帰っても休日でも、ずっと仕事のことを考えてるなぁとぼんやりする。
体感だが2週間まではまだ無理がきいた。でも3週目にいくと食欲も低下し頭痛や関節痛も出てくるので「頑張って10日」が目安かと思っている。



対策


①ヘルプを出す

今まで全て1人でやっている方が気が楽だったが、今後は問診票のチェック、健康診断の準備・記録入力をスクールサポートスタッフや学生ボランティアにお願いしたいと思っている。
誰かに頼むことにも準備が必要なので早めに見通しを立てていきたい。

②人と話す

時間的にも体力的にも余裕がないので雑談を軽視しがちになるが、そういう時間が心を軽くしてくれる。
誰かれ構わず話すのではなく、気持ちが落ち着く人との時間。
私は友達とスクールカウンセラーに話を聴いてもらい気が楽になった。
とももさんが前に記事にされていた「ケアする人ほどケアされる大切さ」を実感する。


③体を休める

疲れているときはリフレッシュよりも体力回復を狙いたい。4月の土日は登山やハイキングではなく、ゆっくり過ごしたい。
一日何もしないのも、贅沢な時間だと思う。

新年度が始まると、リフレッシュや体力作りに励んだり、新しいことを始めたくなるが何でも心身の健康が土台になる。


④春休み中に連休や夏休みの予定を立てておく

4月に入ると仕事に忙殺されるため遊びの計画を立てる余裕がなくなる。だから、余裕がある3月に楽しみの予定を立てておいて良かったと思う。それが今の心の支えになっている。
予定は移動手段と宿、メインイベントまで予約しておく。


そんなわけで後半の連休は懲りずに登山する予定です。

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