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本屋に行った話

久しぶりに書店へ足を運んだ。
私は本屋が好きだ。
インターネットで本は買えるが、その本に関連する本しかお勧めしてくれない。

私はいわゆる「運命思考」が強い。
偶然、ふっと、縁を感じたもの
その方が「正しい」「強い結びつき」のように感じる人間だ。

本屋に足を運ぶことは「運命」を自ら「探しにいく」ような行為なのだ。

ふと目に止まるワード、気になっていた風景、パッと手に取った本で
ちょっと開いたところにある言葉

全てにおいて「天啓」のようなパワーがある気がしてしまう。

本屋に行った時にズラーっと並んでいる
「ジャンル」にも目がいく。
おおよそ書店で傾向が決まっている気がするがどうなのだろう。

例えば、住宅、インテリア、のそばに「占い」とかの並びである。
なんとなく「心を読むのが上手いなこの本屋」
とか思う。

精神的にモヤモヤしてると、環境を変えたくなる。
環境を変えたい人はインテリアや住宅関連書籍を見るだろう、という流れを感じる。気のせいだろうか。

今日はついでに「風水でみるお部屋の運気」みたいな本を見てみた。

ざっくりの印象では
普通に生活していると運気が上がる、という感じであった。

きちんと、普通に、生きる。
そのお手本が書いてあった。

心地よい環境は健やかな精神を作り、健やかさはまた心地よい環境を維持できる。
という感じだ。

本屋は人の脳内のようだ。
いろんなジャンルが多岐にわたって用意されているが
そこからピックアップするのは自分自身だ。

自分の思考の癖が、やはり気になる書籍を選択している。

運命思考、とはいえやはり考え方の癖ってあるよなーと思いつつ
いそいそと雑貨特集や漫画コーナーにじっくりと滞在していた私であった。

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