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作られた「像」ではない、リアルな、実在する人物の、実在するストーリー

Mother's Dayキャンペーン2日目のエッセイが公開されました。

この紹介文を書いているのも、シングルマザー当事者の有志のスタッフです。

【Mother's Day キャンペーン2023・DAY2】おはようございます!スタッフのなこです。5月は母の日月間。今週からシングルマザーが執筆したエッセイをお届けしていきます。エッセイのテーマは「セルフケア」です。ひとりひとりが丁寧に過去に向き合い振り返って執筆したエッセイは、同じ時代を生きている実在の人物の物語です。今回のエッセイは、マキノサチコさんの「痛みを伴うセルフケア」。幸せな家庭生活を描き、妻の役割・母の役割を果たそうと頑張っていたサチコさん。そんな中、夫との間で「お金」や「家族」への価値観の違いが現れてきました。心身が悲鳴をあげたことでカウンセリングに通い始め、あれ?これは価値観の問題を超えている?ということに気づいてから、時間をかけて環境を変え、自分らしく生きられるようになるまでのエッセイです。「変えなければならないことがあると知るのは、辛い。けれど、変化した認識は、否応なしに背中を押してくれる。」痛みを伴うセルフケア経て気付いたサチコさんからのメッセージを受け取ってください。皆さんにとってのセルフケアはどんなものですか?
エッセイはこちら⇒ https://note.com/singlemoms/n/n7ddd6d7e8bf7 
音読はこちら⇒https://note.com/singlemoms/n/n7f72993caee9
そして、このようなシングルマザーのエンパワメント支援にご共感くださった方は、よろしければ応援の寄付をいただければ幸いです。
https://congrant.com/project/sisterhood/6506

NPO法人シングルマザーズシスターフッド公式facebookページより

「ひとりひとりが丁寧に過去に向き合い振り返って執筆したエッセイは、同じ時代を生きている実在の人物の物語です。」

この言葉には、重みがあります。

なぜなら「シングルマザーの声」というと、第三者がアンケートや取材で集めた素材からピックアップして編集されたものが世の中にたくさん出回っているからです。

こうして、シングルマザーの「像」「ペルソナ」が出来上がっていくわけですが、そうすると、シングルマザーの一人ひとりの個性、事情、その多様性はかき消されてしまいます。

こうした現実に対して、ただ文句を言うのではなく、自ら筆をとったのが、今回のキャンペーンに集まってくれた20人の有志のシングルマザーでした。

作られた「像」は、シングルマザーの最大公約数を表しているかもしれません。でも、そこからこぼれ落ちる大切なものがあります。

作られた「像」ではない、リアルな、実在する人物の、実在するストーリー、大切なものをこぼれ落ちないようにすくいとって形にしたエッセイたちに触れてもらえたら嬉しいです。


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