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転職に必要な三大項目        その2-① 現状の自己分析について ~キャリア棚卸~

転職活動は、自分という商品を転職先へPRする営業活動のようなものです。

営業を上手く進めていくためには、自分がどんな商品なのかを自分でしっかりと把握しておく必要があります。

新卒での就職活動ではこの作業「自己分析」をきちんと行う事を推奨されていますが、転職活動になると何故か軽視されがちになってしまいます。

その中でも、「今まで自分がどんな仕事をしてきたのか」というキャリアの棚卸という観点から今日は自己分析を考えていきたいと思います。


キャリアの棚卸

キャリアの棚卸とは、簡単に言ってしまえば「どんな経験をして、どんな実績があって、どんなノウハウがあって、どんな特性があって、どんな人脈を得てきて、どんな信頼を勝ち得てきたのか」

という事です。

経験を語るうえで「営業職でした」というよりも「営業職として法人営業業務に携わり、新規獲得に力を入れてきました。月間成約数は常に目標値を超える〇件をキープし続けてきました。」という方が相手に興味を持ってもらえると感じませんか?

「月間成約〇件キープするノウハウを持っている」「持続力がある」「新規獲得力がある」とこの1文だけでもノウハウや経験を読み取ることが可能です。

キャリアの棚卸をうまく行うために

職務経歴書が埋まらない、うまく書けないというのも転職活動でよくある相談ですが、これも実はキャリアの棚卸がきちんとできていないことから生まれる相談なのです。

この作業は自分一人で行う事も出来ますが、一番効率よく進むためには、キャリアコンサルタントや転職コンサルタントに自己分析を手伝ってもらう事をお勧めします。

コンサルタントはあなたがどんな人間なのか、どんなキャリアを得てきたのかを知りたいため、深く質問を繰り返すことが多くなります。そういった、会話ややり取りの中で自分でも気が付いていなかった自分の強みに気が付くきっかけになることもあります。

転職しようかなと思った時には、まずは相談。キャリアの棚卸もまずは相談を私はお勧めします。

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