International NGO - Job hunting in South Africa
LinkedInから応募を繰り返すこと数か月、一度問い合わせの電話があった以外はなんの音沙汰もなく、なんとも手ごたえのない日々が続いた。なんの人脈も紹介もない日本人をいきなり南アフリカの組織が採用するはずもないのでは・・・という気もしてきて、「南アフリカで仕事を探しているのでどなたかヘルスケア業界におられる方を紹介してください」と直接出会った方々にひたすら言い続けた。
ある日、大学院の授業でコーチングセッションがあり、自分の目標は何か、大学院での学びは自分の人生のゴールにつながっているか等、コーチのリードでグループのメンバーと共に学びを深めるセッションなのだが、ここでもヘルスケア業界で仕事を探しているのでお知り合いがいらしたら紹介してください、とお願いしたみたところ、コーチという職業は非常に人脈が広く、早速International NGOの南アフリカブランチでエグゼクティブを務める方を紹介していただくことができた。
直ぐにオンラインコールを設定し、大変親身になって相談に乗っていただいて、このInternational NGOは空いているポジションを全てウエブサイトで公開していてとても透明性が高いので気になるポジションを受けてみて、また数か月後にコールを設定してキャッチアップしましょうね、と言っていただいた。
なんて順調なスタートなんだろう。
オンラインコールを終えた私の感想はそんな感じだったと思う。アドバイス通りにウエブサイトからいくつかのポジションに応募し、全く音沙汰はなく、そして、キャッチアップのコールを設定させていただけないでしょうか、と彼女にメールを何度か送ったが、残念ながらその後彼女から返信は一度もなかった。
この件に限らず、南アフリカでは、どんなにリマインドをしても返信がこないことはよくある。日本のように、「返信が遅くなってしまってすみません!」という概念を世界で共通見解として期待してはいけないのだと理解した。
南アフリカで私の転職活動は続く。
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