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Career coach - Job hunting in South Africa

南アフリカでMBAに在籍しビジネスを学ぶ傍ら、何よりも真っ先にに開始したのが仕事探しだった。フルタイムの学生として大学院で学ぶ機会は大変贅沢なことだけど、ビジネスから離れてビジネスの感覚を失うのも本意ではなかったし、限られた滞在期間を最大限生かして南アフリカのビジネスの現場で教室では得られない実践的な経験や知識を得たり、アカデミアでの学びをビジネスの現場で還元したい。

初めて海外での転職活動で、まずは身近なところから、大学院が学生に提供しているサポートの中に、キャリアコーチとの面談が月2回まで無料(それ以上は有料)というのがあって、早速オンラインの面談を申し込んだ。

コーチはとても親身になって相談に乗ってくれた。LinkedIn を魅力的に更新して外資系のヘッドハンターからコンタクトがくるような仕組みを作ること、LinkedInのジョブページから応募を試みること、興味のある組織にポジションが空いていなそうなときは、興味がありますという趣旨の手紙を送ってアプローチを試みる等、いくつか実践的なアドバイスを得ることができた。

コーチのアドバイスで初めて知ったこととして、ローカルのエージェンシーに登録しても、南アフリカのポリシー (Broad-Based Black Economic Empowerment) を鑑みると、南アフリカ人ではない私には門戸が狭いのではとのアドバイスがあり、日本では転職といえば転職エージェンシーに登録するところから始めるものだと思っていたが、アドバイスに従ってそれ以外のアプローチから試みることにした。

思えば、最初にキャリアコーチとオンライン面談をしてから、最終的に南アフリカのスタートアップから頂いたオファーレターに署名をした日まで、ちょうど1年が過ぎようとしていた。気が遠くなるほどの苦戦の連続と試行錯誤。

南アフリカで私の転職活動は続く。

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