『普通の飲食店で働くこと』では絶対に得られない経験がここに
大学時代から飲食業に興味を持ち、学生と両立をしながら地元福井にて「間借りカフェ」運営をしていた高畑さん。飲食店事業の立ち上げを目指している最中で「街中スナック」のママとなる。大学を卒業したばかり22歳の「街中スナックママ」は優しさだけではなく、人を明るく笑顔にしたいという気持ちを秘めていました。
自分の夢を目指して、街中スナックの"ママ"に
摂食障害になったことがきっかけで、食に対してより深く考えるようになりました。そこから健康や飲食に興味を持つようになり、ゆくゆくは飲食店を経営したいと考えるようになったんです。やりたいと思ったことにすぐに飛びつく性格だったのでオーナから「街中スナックふくい店のママになってくれないか?」と言われた時には、ぜひ挑戦したい!!とすぐに返事をしましたね(笑)
摂食障害を乗り越え、"明るい人"になりたい
小さな頃から憧れていたのは「どんな場でも明るくしてくれる人」です。
その方がいらっしゃるだけで、場の雰囲気がよくなって笑顔が増えるような人っていらっしゃるじゃないですか。"誰かのため"っていう訳ではなくて、自然とその明るさや笑顔に助けられるような人に私自身、近づきたいと思っていました。この街中スナックのママという役割は、とても私の理想に沿っていました。
初めてのスナックママ、店舗立ち上げからオープンまで
辛かったのは立ち上げ当初ですね、必要な物を搬入したり、細かい箇所を掃除したり予想以上に体力的な仕事が多かったです(笑)立ち上げを進めていくなかで「ちょっとわからないな」「どうすれば良いかな」という困ったときには街中スナック本部の方からサポートしていただいて、アドバイスを貰いながら進めることができたのでこれと言った不安はなかったです。初めてのことも多かったので頼れる存在があったのはとても助かりました。
あとは立ち上げと同時進行で「街中スナックママ・マスター研修」も進めていたので、接客やオペレーションも心配事はなかったですね。街中スナックではゴミ拾いも研修に含まれているのですが地元に住んでいても意外と知らないことが知れたりしてそういった点もとても楽しかったです(笑)
自分らしく働ける、趣味と仕事とやりがいと
出勤時間は14時なので、午前中は趣味や街を散策したりする時間にあてています。閉店時間も22時なので個人的にはものすごく楽に感じています。オープン当初は慌ただしいこともありましたけど(笑)
街中スナックにはいろいろな世代のお客さまがいらっしゃっていただけるんですが、プライベートな話や趣味、お仕事の話までたくさんのことをお聞かせいただきます。その方を知ることができたり、隣の席同士の方が仲良くなったり、自分自身にとって知らないこともたくさん聞けることができたり、毎日笑顔に溢れている環境はとても楽しいですね。
先日は応援してくれている方が知り合いを連れてきていただいて意外なところで共通点があったり、お客様がゴミ拾いを見ていてくれて「がんばってね」と声をかけてくださったり、自分にとって知り合いの方が増えていくということを実感しています。「普通の飲食店で働く」ことでは絶対に得られない経験を毎日感じているので、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
街中スナックを通じて、もっと明るい存在になって、街づくりや人をつなげる居場所のママとしてこれからも頑張っていきたいです。
街中スナック加盟店ママインタビュー 高畑 ひかるさん
街中スナックふくい店 (出店エリア:福井県) | 取材 | 街中スナックnote編集部