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くだらないことを大切にする

「くだらないことにこそ、その人の個性が出るね」
友人がよく言う言葉です。
最初は何のことだろう?とよくわからなかったのですが、最近
腑に落ちました。

◯“くだらない“は褒め言葉

お笑いの世界の“くだらない“は、褒め言葉です。
ギャグ漫画でも、くだらないものほど素晴らしい作品だと感じます。

私はお笑い好きなので

「それってくだらないなww」
「まったく、くだらないことしか言わないな」
「何くだらないことしてんの」

と、ゲラゲラ笑いながら言われたら嬉しくなります。


◯くだらないこととは

くだらないことって何でしょうね。

友人曰く、「別に何の役に立つかわからないもの」それが、くだらないこと。
そこにその人の個性が出ると、話していました。

例えば、ラーメンの食べ方にこだわるとか、シャープペンの芯にこだわるとか、自分の利き足にこだわるとか。
方角にこだわるとか、ルーティンにこだわるとか、哲学にこだわるとか。

もしかしたら、私が好きなお笑いも、全てくだらないことなのかもしれません。

一見、他の人から見たら、どうでもいいことが、くだらないことです。
しかし、そこには確かに、その人の個性が詰まっています。


◯くだらないこと=個性が出る

どのような人物か問われ、一般的な答えは“年齢“、“職業“のような情報でしょうか。
でもそれでは、個性がわかりません。

くだらないことで個性が出ることを証明しましょう。
私を例にとります。

・お笑い好き
・ラーメンの麺は柔らかめが好き
・冷蔵庫の高さにこだわり
・枕の高さもこだわり
・手ぬぐいを好んで使う
・テレビは先日捨てた
・ポイントカードは作らない派
・本はゆっくり時間をかけて読む

これらは、ホントにくだらないことです。(共感できる人以外)

どうでもいいこと。
まさにここに、どのような人物かを表す個性が詰まっています。

◯くだらないことを切り捨てない

小さい頃、よく親に言われていました。
「くだらないことばっかり、考えてるんじゃないよ」
「くだらないことばっかり、してんじゃないよ」
「くだらないことばっかり、言ってんじゃないよ」

やめなさい!と言われても止まらなかった、くだらないこと。
楽しいことが詰まっていたから止められませんでした。それが今の自分を作っています。

当然、教育や仕事では、くだらないことを切り捨てなければならない場面もあると思います。
しかし、切り捨て過ぎると発展しないように思います。

最近はムダがいけない時代になりました。

日に日にテクノロジーが進化し、人々の思考も効率重視で、ムダ=悪。くだらないことが切り捨てられていることを肌で感じます。

もったいない。
「くだらないことにこそ、個性が出る」のですから。

くだらないことを大切にしてきましょう♡



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本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖