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良いフィードバックだけすればいい

たまに「え?何でそんなこと言ってくるの?」という人がいませんか。

直接の批判・ディスりなら、まだわかりやすいですが、今回のテーマはそうではなく「その情報、私に伝える必要あった?」「それ、言う必要なくない?」とモヤモヤするタイプのことです。


〇情報を受け取る〜独特のレシピ〜

少し肌寒くなってきました。豚汁が美味しくなる季節です。

実家の豚汁には、少しだけ「酒粕」が入っていました。それが 母のオリジナルレシピ。

酒粕(さけかす)には、体が温まる、味噌を使いすぎなくて済む、旨味成分が出る、、、
そんなメリットがあり、母は好んで使っていました。

そのレシピを引き継ぎ、私が豚汁を作る際にも、酒粕を入れています。

ある時、職場の先輩(女性)にその話をしたところ
「酒粕入れるの? 面白いね!!」と言ってくれました。


なんかこの話で盛り上がった、もうそれだけで満足でした。

日常会話って、だいたいここら辺で終わりますよねぇ…


〇フィードバック〜作ったよ報告〜

後日、その女性の先輩が
「 酒粕を豚汁に入れてみたよ!」
とわざわざ言いにきてくれました。

おぉ、やってみたのか。
実行したこと、それを伝えにきてくれたことが嬉しくなりました。

ところが、舞い上がった気持ちも束の間
「あれ、どこが美味しいの?」という質問が。

「え」
絶句する私。

「たぶん量が多かったんだと思うの。酒粕入れすぎて、酒臭くて、すっごくまずかった
「どれだけ水を足しても、薄まらないし、本当にまずかった」

という言葉が続きました。

急激な、言葉の嵐。

私は「酒粕の量は、ほんの少しでいいんですよ…」と言うのがやっとで、

先輩は「もう二度と作らないから、いい。いい。聞いてもしょうがない」
と、ぶった斬り。

こんなフィードバックってあり??
立っているのがやっとなくらいにクラクラ、眩暈がしました。


〇冷静に分析〜腹立つぅ〜

彼女が立ち去った後「今のは何だったんだろう」と考えました。

そして…だんだん腹が立ってきました。

まず、
どのぐらいの量を入れるかも 聞かれていない。(おそらく10倍入れた)
我が家のレシピも教えていない。
そもそも作るとも聞いていない。

それなのに、勝手に作って「まずかった」という フィードバックだけ?

そして、最後は、「それって、言う必要あった?」という疑問に着地しました。

だいたいこう思う時には、想像力の欠如、愛の欠如を感じます。


〇言う必要のないこと

相手に伝えたい気持ちはわかります。
マズっ!損した!なんて思ったら、余計に意見を言いたくなるでしょう。

しかし私は、全てに意見やフィードバックをすればいいとは思っていません。

良いことだけ、選んでいます。
それもこれも、全部経験から学んだことです。

例えば
「XXさんが、あなたの悪口言っていたよ」
「面接の後  全員あなたを落とそうとしていたのよ。入社できて良かったね」
「いつも美味しいって言っているラーメン屋、みんなはイマイチって言ってるよ」
「好きだと言っている俳優さん、どうやら女好きで遊びまくってるらしいよ」

そういうことは、伝えませんし、本人の耳に入らないようにします。

わざわざ言ってくる人、いますよね〜
そんなこと伝える必要ない!って思っています。


〇良いフィードバックだけを

このように個人に対しては、日頃から良いフィードバックだけするようにしています。

だから誰かから
「あの映画見て」
「あの人の新曲聴いて、超いいから」
「あそこ行ってみて、最高だから」
と教えてもらい、それが実際に体験して良くなかった場合、相手にそのことを言いません。

「あの映画つまんなすぎた」
「あの曲は好きではない、というかそもそも苦手なアーティスト」
「行ってみたけど、うーん。。特に最高とは思わなかった」
なんて本音があっても、言いません。

オススメしてくれた相手は、それを愛しているわけですから、悪いフィードバックはしないようにしています。

その人の推しの悪口を言わない、とでも言うんでしょうかね。

特にSNSの世界に取り入れたいルール。

良いフィードバックをしていきましょう!


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