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無理に笑わなくていいよ

渡辺徹さんがお亡くなりになってから、妻である榊原郁恵さんか明るく仕事復帰されたと聞きました。

あのいつもの明るい笑顔。
元気そうで良かったと思いつつも、しかしながら、あんまり明るいと、見ているこちらはツライ。

彼女を見て「無理に笑わなくてもいいんだよ」と思うのです。

○無理に笑わなくていい

平時でも、無理に笑うってツライところがあります。
悲しみの時はなおさらです。(郁恵さん無理しないで下さいね)

以前の会社の上司は、常々"笑うこと"を強要する人でした。

「今オレが冗談を言ったんだから〜笑えよ」
「今のは笑うところだよ、何で笑わねぇんだよ」
「切り返しが下手たな、笑いをわかってねえな」

最初は頭の回転が速く、冗談も多いので面白くてfunnyな人だと思いました。

何しろ私はお笑いが大好きな人間なので。
笑いがあるのは大歓迎だったのです。

ところが、そう思ったのは最初だけでした。

あまりに何度も「笑えよ」と笑いを強要してくることに嫌気がさし、とても飽きてしまいました。

○笑わないには理由がある

「笑えよ」って強要されなければ、笑えない事実。

それほどまでに、自然に笑えなかったのは明確な理由がありました。

つまらないから。
笑えないから。

それだけです。

例えば、同じ冗談を繰り返し(3回目以降は笑えない)

60代の先輩の年齢をイジり、人の言い間違いをからかい、聴衆に「笑え」と強要。

もうそんなの笑えませんでした。

○笑う笑わないは自由

面白くて、楽しいから笑うし、
面白くないから笑わない。

シンプルなんですよね。

榊原郁恵さんは、無理に笑っていないだろうか。お休みも十分取っていなさそうだし、と心配になってしまいました。

タレントとしてプロの仕事を見せてくれるのはいいのですが、それはもう昔の話。無理に笑う時代は、終わったと思っています。

悲しければ悲しめばいいし、休みたければ休めばいい。
表に出る人=芸能人であっても、笑うor笑わないは選べる。
人前で笑えないのが嫌なら休んでいい。
今はそういう時代だと思っています。

○無理に笑うのを止めた

私は当時、上司への対策として、無理に笑うのを止めました。

「笑え」と言われても、笑わないのは私だけだったので、上司は私の存在が面白くなかったでしょう。

たぶん悪口を言われていたと思います。なんとなく感じました。

それでも「どれだけ嫌われてもいい、悪口言われてもいい。笑いたくない時に無理矢理笑いたくない!」

相手を喜ばせるためだけに、無理に笑うのは自分がかわいそうでしたし、

さらに、人を傷つけている発言を笑うのは本当に嫌だったから笑いませんでした。

面白くなければ、笑わない。

頑固な我を通したら、周囲に変化が。

やがて同僚も無理して笑う人が減り、上司の元からどんどん人が離れて行きました。

やっぱりみんな同じこと思ってたんだ!良かった〜と。

それにより評価が下がっても、本当に後悔はなかったです。

私が身を持って体験したこと。
自分を大切にするためにも、無理に笑うのはやめましょうね。



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