あんじー

超芸術トマソンとの出会いから路上観察やまちあるきにハマった24歳。本屋と喫茶店に出没す…

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超芸術トマソンとの出会いから路上観察やまちあるきにハマった24歳。本屋と喫茶店に出没することが多いです。平日は広報の仕事をしています。Instagram/@machiaruko_gifu

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言葉への興味を語る

先日、友人たちに「言葉への愛と興味」を語る機会があって、書き留めたくなった。 _ 1)言葉と対峙する まちあるきと同じように かれこれ5年ほど前からずっと興味関心が尽きないものがある。「言葉」だ。自分の好きなもののひとつ。いかに適切で的確な言葉を使って自分の考えていることや伝えたいことを表現できるか。そしてそこにオリジナリティを出せるのか。いつも考えている。 きっかけは、韓国人の友人との出会いだった。日本語で綴る詩がとても素敵で触発された。こんなにも日本語って、美しいの

    • 旅の思い出 7日目

      羽田空港に着き、空港近くのホテルで1泊。 翌日の夜の便で最後の移動。 ということで、丸1日、時間があったので、東京らへんでこの旅行の(本当の)最終日を過ごした。 蒲田のまちあるき。 喫茶店にあまり行ったことがないと同行人が言っていたので、喫茶店に誘って行った。ホテルから比較的近いところに行くことになり、見つけたのが、喫茶チェリー。 この店、とてもいい店だった。すごく、色気のある喫茶店だった。店主(ミニ丈のドレス着てる)も、客(御姐さんが喫煙してる)も、店の雰囲気(1960

      • 旅の思い出 最終日

        ポートランド旅行六日目 最終日、帰国の日。10時にポートランド搭乗、シアトルに11着。シアトル発が6時間後。9時間飛行機に乗り、羽田へ。 今回の旅行は、シンポジウムに参加することが本来の目的だったが、合間合間に、ポートランド中心部の東西南北のエリアを歩くことができた。 町はほんとうにコンパクトで、川も山も生物も近く、カフェやレストラン、バー、ショッピングモールにスーパーマーケット、公共施設まで、もう「町」にある全てがコンパクトに集まっていて、それでいてすぐにライトレールで辿

        • 旅の思い出 五日目

          昨日は滞在五日目。 シンポジウムと、観光。 シンポジウム最終日。 午前中で終了。今日はスタッフの人にシンポジウムについて質問を試みた。何人来ているのか、どこから来ているのか、年代層はどうか? 300人以上が来ていること。アメリカの全ての州と7~8カ国から来ていること。だいたい50歳以上の参加者が多いこと。が分かった。 めちゃくちゃな英語でも通じた。 それでもいいんだという経験となった。悔やむのは、もう少し具体的に聞きたかったこと。 この五日間で、思ったこと。 コミュにケー

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          旅の思い出 四日目

          昨日はポートランド滞在四日目。 シンポジウムとマーケットの日。 時間がなかったので、メモ書きとして残しておく シンポジウム 日本の木地挽きの歴史と実演。石で研ぐ、型にはめる。日本とアメリカでは削る方向、構え方が違う。翻訳家の型と一緒にスピーチ 翻訳しやすいように話すものなんだな。 観光案内所のおばさんにまた会った。今日は互いの写真をみせあった。いいひとだった。沖縄の民族衣装を来たことがあると言っていて親近感があった。 マーケット 昼休みに、マーケットをはしごした。サタデ

          旅の思い出 四日目

          旅の思い出 三日目

          ポートランド滞在三日目。 今日はシンポジウムに参加。 木工旋盤についてのシンポジウム。 アメリカで行われている。毎年都市が異なり、今年はポートランドでの開催。講演や実演、販売、体験などの催し物が開かれていた。 どれもダイナミック、そして何でもありな感じで、回す木材や刃物も大きいし、そういう作り方も出来るんだ!という新しい発見の数々。 質問が手を上げずとも、時間を設けずとも、どんどん質問が飛び交っていたのが、日本ではこういう場面はないなあと感じた。 映像配信するためのカメラの

          旅の思い出 三日目

          旅の思い出 2日目

          2日目が終了。 今日はいろいろな場所に行った。 しかし今日はもう時間がないので簡単に記録しておこうと思う。 まず建築 街歩きを楽しむために、建築についてさらっと調べてみた。 ・景観を守るためにビルの高さ規制を行っていること ・古い建築物は保存して再利用されているものが多いこと。 ・下の階は昔の建築を生かし、上の階をリノベーションしているという使い方があること ・グレイズドテラコッタという建築様式が多く見られるらしいこと(セラミックの石積み) ※情報、またちゃんと調べたい

          旅の思い出 2日目

          旅の思い出 1日目

          時差16時間。 飛行機で乗り継ぎ長い長い一日が終了。 やっとついた、ポートランド。 久しぶりの海外旅行。 せっかくなので記録として残しておこうと思う。 この旅の一番の目的は、観光でもまちづくりを学ぶでもなく、木工のシンポジウム(世界的に大きな、木工旋盤に関するもの)を見に行くこと。会社の研修を兼ねていて、社員全員で来ている。明日から始まるので、それはまた記録するつもりだ。 もちろんそれ以外にも行く予定をしている。 自分たちのことは自分たちでやろう、という精神が浸透して

          旅の思い出 1日目

          情景が言語化されるとき

          目の前の情景を言葉にできるとき。 また、それが珍しい状況のとき、 妙にテンションが上がる。 季語は特にそう。 桜雨、 花曇、 春雷。   あー今、この言葉だ、ってなる。 もうすぐ、夏の暦。 どんな情景とどんな言葉が これからあらわれるか、たのしみ。

          情景が言語化されるとき

          精神的に疲れるとはどういうことかの考察(私の場合)

          テンションが高い時は、言葉や表情に滲み出ているだろうし、 テンションが低い時は、何も発しないし顔の表情が動いてないだろう。 テンションの浮き沈みがわかりやすい人間だ、と自分でもすごく思う。 でもなぜテンションが低くなるんだろう。それってどういうときなんだろう。 ずっと思っていたことではあったが、言語化することはなかった。でも、最近なんだか自分がこのままでは生きにくくなるような気がして、自分の中で整理する必要がでてきた。 特にこの間の土日は、精神的に疲れてしまった。という

          精神的に疲れるとはどういうことかの考察(私の場合)

          今春、気づくこと

          季節が巡る。 巡ってくるたびに、新たなことに気づく。 と、20歳を過ぎてから思う。 昨年は、八重桜という花の存在と、花曇という言葉を知った。 今年は、そうだな、春を浴びたな。 山の一部分がピンク色になっているのをみて、山桜の存在を知った。“春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになる様子”のことを、「山笑う」と言うらしく、なんて豊かなんだ、と感動した。 イチョウの葉が芽吹いているのを、一昨日見た。今の時期はそういう季節なんだ、と思った。冬、寂しげに佇む樹木が、

          今春、気づくこと

          話し言葉とその人らしさ

          最近考えていること、 面と向かって話す会話に、その人らしさが現れているなということ。 その人らしさを探しながら話を聞くことがたのしいということ。 SNSの中の投稿文は、 推敲された言葉だ。 noteとかも。たいていの書き言葉はそう。 書き手が誰々だ、って言われないと きっと、正直、分からないほど、 表現は似る 感性が近いと、より一層似る 一方で、話し言葉ってぽっと出る言葉だ。 いや確かに、ことばにしようかしまいか、 別の言い方の方がいいか、考えたりすることはある。けれど、

          話し言葉とその人らしさ

          ものを買うとき、立ち止まって考える。

          食料品でも日用品でも、洋服でも、ものを買うときは、いつも「終わり」を考えている。 いま自分が買おうとしているものは、必ずいつか捨てる。数日後か数ヶ月後か数年後か、 自分が生きている間かはたまた死んだ後か。 いつか捨てるかはわからないけれど、必ず終わりが来る。 終わるとき、私はできるだけ、環境に負荷のないように終わらせたい。 自然に還るもの、再利用されるもの、回収可能なもの、過剰包装ではないもの。 SDGsがどうとかじゃなくて、単純に、あまりにも苦しい。人間が毎日ごみを捨

          ものを買うとき、立ち止まって考える。

          喫茶店のようで大衆食堂な店「サンデー」(@岐阜市)

          この佇まい、なかなか今まで出合ったことのないタイプである。一軒家のような外観とカーポートに暖色の看板、そして周りをとりまくグリーンたち。店の名は「サンデー」。 お食事と喫茶のお店とあるが、 分類するとしたら喫茶店なのか食堂なのかどっちなのかわからない見た目。独特である。 おそるおそる扉を開けてみると、おばあちゃんと、おばあちゃん家のような店内が現れた。 カウンター横には、北海道産の昆布が売られている。いいね~。 ランチは、「日替わりランチ」と、「ラーメン ごはん」。こ

          喫茶店のようで大衆食堂な店「サンデー」(@岐阜市)

          椅子めぐりという名のショールーム巡りin高山

          高山で椅子巡りをした。 最近椅子に目がいっちゃうのよね、という話をしていたら、家具職人に飛騨で椅子がたくさん見れるところあるよと「ミュージアム飛騨」を教えてくれた。それで現地へ。家具職人目線で色々詳しい話をしてくれたおかげで、飛騨の椅子のことも少しわかって楽しかった。 その勢いで、飛騨の家具屋のショールームへ。飛騨産業、柏木工、日清木工、オークヴィレッジ、ヒダコレ家具をぐるぐる。 企業ごとの空間デザインもおもしろかったし曲げ木の技術すごすぎるし名作チェア の現物を見れて座

          椅子めぐりという名のショールーム巡りin高山

          最近つい観察してしまうもの

          椅子 引越しをすることになり次の家が今よりも多少広くなるため、次こそは家にいたくなる部屋にしようと思い、インテリアにこだわりたい今日この頃。天然木とアイアンのダイニングテーブルを購入したのでそれに合う椅子を探して数週間が経った。気に入るものを追い求めれば求めるにつれて、椅子ってやべえな。という気持ちになってきた。 ネットのオークションにはいままで見たこともないような斬新なデザインがめちゃくちゃあって、すごすぎてスクロールが止まらない。よくみる丸みのある椅子は、シェルチェアと

          最近つい観察してしまうもの