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新聞紙の話 情報リテラシー論第11回

力が弱まった新聞

テレビやスマホ、インターネットの登場により購読者が減少している新聞。近年は紙媒体以外にデジタルでの展開もしていますがピンチであることには代わりないでしょう。

新聞紙

今では新聞をとらない人も多いですが、少し前までは家に新聞紙があることは割と当たり前なことでした。そのまま捨てたり資源ゴミに出したり、読んだ後は処分をしますが、多くの場合別の用途に利用していたのではないでしょうか。

新聞紙の活用

新聞を読む人が減り、家に新聞紙が無いことが珍しくないこの状況で、あえて新聞紙活用の記事を紹介します。

食品ロスゼロマーケット ロスゼロ
新聞紙の意外な活用方法

新聞紙は木材や古紙からできており、吸水性が高いので、野菜や果物の保存に用いられることがあります。これはお馴染みの活用方法ですね。靴に丸めた新聞紙を入れて脱水、脱臭するなども、その高い吸水性がなせる技です。
他にもドライフラワーを作ったり、包丁を研ぐことにも使えるそうです。これは意外でした。

〜紙の知識と雑学〜元製紙会社社員が語る紙コンサル
新聞紙で野菜を保存!包むのがコピーやチラシはダメなのか?

この記事では、野菜などを包んで保存する際、新聞紙ではなくコピー用紙やチラシではダメなのかを検証しています。コピー用紙は使用後のものを使うとインクが滲んでしまったり、チラシは吸水性が低かったりと、新聞紙ならではの利点がわかりやすくまとまっています。

新聞紙の「紙」としてのポテンシャル

購読者が減っていることはともかく、紙としてのポテンシャルはかなり高い新聞紙ですが、これが理由となり新たな需要が生まれました。新聞紙活用の話から外れてしまいますが、こんな記事を紹介します。

Buzz Feed
Amazonで売れてる“意外な商品”がめちゃくちゃ万能だった!

新聞紙は何かと便利だけど新聞をとるのは気が引ける、新聞をとる世帯が減った近年のこのようなニーズに対応したのが無印刷新聞紙。文字通り何も印刷されていない新聞紙で、新聞を読んだ結果の副産物としてではなく、紙としての価値に着目した商品となっています。ただし、この記事は約5年前に公開されたものであり、現在も売れているかは分かりませんが・・・
切り口が新しくて、面白い商品だと思いませんか?

新聞含め、紙媒体は苦戦を強いられています。これからの動向により注目して行きたいところです。

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