松谷信司@キリスト新聞

TV局勤務の後、教員を経て転職。「バイブルハンター」「ピューリたん」を企画。宗教と中二…

松谷信司@キリスト新聞

TV局勤務の後、教員を経て転職。「バイブルハンター」「ピューリたん」を企画。宗教と中二病をこじらせたプロテスタント2世。著書に『キリスト教のリアル』(ポプラ社)、『宗教改革2.0へ』(ころから)。「いのり☆フェスティバル」公式サイト https://inofes.com/

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  • 講演資料集

    各地でお招きいただいた際の講演に関する資料、音声データなどを公開いたします。少しでも何かのお役に立つことができれば幸いです。

  • 雑誌「Ministry(ミニストリー)」掲載記事など

    キリスト新聞社刊の雑誌「Ministry(ミニストリー)」で2009年の創刊から3年にわたって連載された企画「日本の説教者」のインタビューダイジェスト版。

  • 学校教育トンデモ見聞録

    自身が生徒、教師、保護者として体験した学校教育にまつわる雑文を集めました。

  • 震災で問われたもの~キリスト教メディアの視点から

    震災から3年。私たち宗教メディアは、独自の視点から有益なメッセージを発信してこられただろうか。「世の無常」と「神のみ旨」を説きながら、問題の本質にどれだけ迫れただろうか。この国の民は、宗教指導者は、教会は、何を学び、どう変えられただろうか。震災で露呈したキリスト教界を含む宗教界の脆弱性と真摯に向き合いつつ、あらゆる「境界」を乗り越えて課題を克服するための筋道を探る。

最近の記事

「キリ新」電子版 2024年6月1日付(メルマガ 第212号)

 みなさんの教会に対外的な掲示板はありますか? そこにはどんな情報を掲示していますか? プロテスタント教会の多くは、長らく筆字で説教題を掲げるというのが通例だったと思いますが、そもそもクリスチャン以外には読めない漢字が羅列されていて、誰に何を伝えたいのかが不明という事例も多々。そんな中、掲示板のデジタルサイネージ化に関する新サービスが注目を浴びています。詳しくは弊社提携先の株式会社グレープヴァイン(https://www.facebook.com/share/p/qaXWi1

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    • 「キリ新」電子版 2024年5月21日付(メルマガ 第211号)

       一昨日のペンテコステ(聖霊降臨日)はどのように過ごされましたでしょうか。クリスマス、イースターに比べるとどうしても地味な印象のある教会行事ですが、試しに「#ペンテコステ認知度向上委員会」(https://bit.ly/4bp5LzQ)のハッシュタグで関連ポストを集めてみました。各地の教会で「赤いものを身につける」「鳩サブレ―を配る」などの工夫がされているようです。まずは世間にも認知してもらうところから…。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご

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      • 「キリ新」電子版 2024年5月11日付(メルマガ 第210号)

         本紙4月11日付に掲載された「特別寄稿」の波紋が広がっています。文中で学校名の特定は避けられていましたが、当該校の関係者から「反論文」を載せたいとの要望があり、連絡を待っていたものの最終的には撤回。同時に寄稿を掲載した本紙への「抗議」の意思も伝えられました。本号では徹底した取材を求める旨の投書が掲載。さらに次号には、辞職に追い込まれた執筆者に教わっていたという現役の大学生による投書も掲載されます。本紙は引き続き、業界の普遍的課題として取り上げていきたいと願っております。今回

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        • 「キリ新」電子版 2024年5月1日付(メルマガ 第209号)

           28日に投開票が行われた三つの衆議院補欠選挙で、いずれも立憲民主党の候補者が当選。裏金問題発覚後初の国政選挙で、自民党が3選挙区すべての議席を失いました。とりわけ保守分裂で候補者9人が乱立した東京15区は、選挙妨害が疑われる騒ぎもあり注目を浴びていましたが、岸田政権に厳しい審判が下される結果となりました。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるよ

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        「キリ新」電子版 2024年6月1日付(メルマガ 第212号)

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        • 講演資料集
          42本
        • 雑誌「Ministry(ミニストリー)」掲載記事など
          21本
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          13本
        • 震災で問われたもの~キリスト教メディアの視点から
          6本
        • 「キリ新」メルマガ
          132本
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          「キリ新」電子版 2024年4月21日付(メルマガ 第208号)

           2022年発行の50号で休刊した雑誌『Ministry』の臨時増刊号を、6月に発行することが決まりました。特集タイトルは「教会が教会であるために声にならない声に訊け」。現在、鋭意編集作業中。判型も表紙もロゴも一新して不定期での復刊を目指します。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるようになりました。ご利用ください。 ■ 最新号の紙面から ▼

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          「キリ新」電子版 2024年4月21日付(メルマガ 第208号)

          「キリ新」電子版 2024年4月11日付(メルマガ 第207号)

           新学期が始まりました。今年は桜の開花が遅れたために、ちょうど全国各地の入学式に彩りを添えてくれたようです。一方で、台湾地震の惨状とあわせて行政による初動の迅速さが伝えられています。日本の災害対策には何が足りていないのか。今後も検証が必要だと思わされます。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるようになりました。ご利用ください。 ■ 最新号の紙面

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          「キリ新」電子版 2024年4月11日付(メルマガ 第207号)

          「キリ新」電子版 2024年4月1日付(メルマガ 第206号)

           イースターおめでとうございます。そして、暦では新年度を迎えました。今日から新たな学校、職場、住居で生活を始める方々も多いことでしょう。新しい1年も皆様の歩みが豊かに祝福されますようにお祈り申し上げます。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるようになりました。ご利用ください。 ■ 最新号の紙面から ▼ルーテル学院大学・大学院が学生募集停止  

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          「キリ新」電子版 2024年4月1日付(メルマガ 第206号)

          「キリ新」電子版 2024年3月21日付(メルマガ 第205号)

           ひと足早いイースター号をお届けいたします。今年度は最後の紙面となりました。今回の「速報」でも触れているとおり、同じ業界の仲間であった北海道キリスト教書店が今年10月をもって閉店するとの意向を明らかにしました。カトリックだけに留まらず、今後ますますあらゆる場面で「閉鎖」「閉業」「募集停止」の流れが勢いを増していくでしょう。弊社もまったく他人事ではありません。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *no

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          「キリ新」電子版 2024年3月21日付(メルマガ 第205号)

          リニューアルへの期待 書評誌『本のひろば』2024年4月号「編集室から」

           本誌『本のひろば』がリニューアルして3カ月。そろそろ新しい表紙にも慣れていただけた頃だろうか。愛読者の方はすでにお気づきのことと思われるが、『本のひろば』のウェブサイトも2年前にリニューアルし、さかのぼって過去の書評も全文読めるという夢のようなサービスを提供している。裏表紙のQRコードからも簡単に開くことができるので、ぜひご活用いただきたい。「リニューアルを謳いつつ、中身はほとんど変わっていないじゃないか!」とのお叱りを受けないよう、編集・企画にも新しい発想が求められるだろ

          リニューアルへの期待 書評誌『本のひろば』2024年4月号「編集室から」

          「キリ新」電子版 2024年3月11日付(メルマガ 第204号)

           あの日の震災から13年。福島の沿岸部にとっては、〝復興〟と呼ぶにはほど遠い現実が今も厳然と残された中で、能登半島地震による志賀原発でのトラブルが相次いで明らかになっています。同じ列島内で、同時並行に起こっている出来事とは到底思えません。喉元過ぎて熱さを忘れやすい人類が同じ轍を踏まないよう、歴史の教訓に学び続けたいと願うばかりです。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電

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          「キリ新」電子版 2024年3月11日付(メルマガ 第204号)

          「キリ新」電子版 2024年3月1日付(メルマガ 第203号)

           前号で触れた「カトリック生活」休刊に続く速報です。昨年、100周年を迎えた週刊紙「カトリック新聞」が2025年3月末をもって休刊となることが発表されました。戦時中の休刊を経て、戦後復刊し、長く「キリスト新聞」と切磋琢磨してきたメディアが区切りを迎えることは本当に寂しい限りです。危機に瀕する専門メディアを、皆さんのお力でぜひお助けください。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト

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          「キリ新」電子版 2024年3月1日付(メルマガ 第203号)

          「キリ新」電子版 2024年2月21日付(メルマガ 第202号)

           ついに月刊誌「カトリック生活」が3月号(1137号)で1952年以来、70年以上の歴史に幕を下ろします。2015年の「あけぼの」休刊に続く残念なニュースです。来月には最終となる「感謝号」の発行も控えていると聞いていますが、この流れは避けられないものなのでしょうか。弊社刊の雑誌「Ministry」は、今年どうにか臨時増刊号としてお目にかかれればと計画中です。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *no

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          「キリ新」電子版 2024年2月21日付(メルマガ 第202号)

          「キリ新」電子版 2024年2月11日付(メルマガ 第201号)

           今年も「信教の自由を守る日」である2月11日を迎えました。この間、統一協会問題をはじめ「信教の自由」の内実を考えさせられる出来事が続いていますが、カルト教団が自らの不法行為を覆い隠す口実として悪用するのではなく、過去の反省に根差した政教分離のあり方とあわせて、いま一度再考する機会にできればと願っています。各地で行われる諸集会(オンラインを含む)にもぜひご参加、ご参集ください。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロー

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          「キリ新」電子版 2024年2月11日付(メルマガ 第201号)

          「無言化社会」の恩恵にあずかる

          最近、徒歩圏内のファミマに設置されていたメルカリポストが全店舗でサービスを終了することになった。メルカリで頻繁にやり取りのあるヘビーユーザーとしては、この上なく便利で快適だっただけに残念でならない。 何が快適かといえば、レジで言葉を交わす必要がないことに尽きる。バーコードをかざし、出てきたラベルを荷物に貼ってポストに入れるだけ。この間、わずか数十秒。しかし、この工程に他人の手を介さないだけでかなり気が楽になるのだ。 根がコミュ障なので、とにかく店員と話すのが億劫で仕方がな

          「無言化社会」の恩恵にあずかる

          「キリ新」電子版 2024年2月1日付(メルマガ 第200号)

           紙面リニューアル後、遅ればせながら始めたこのメルマガもついに200号を数えることとなりました。ひとえに読者の皆様のお支えがあってのことと改めて感謝申し上げます。もはや「出版不況」を大前提とせざるを得ない業界の行く末を、ジャーナリズムの立場から見守りつつ、有益な発信が継続できればと願っております。今回も最後までお付き合いください。 *電子版の紙面PDFは本記事のご購入者のみ本文末からダウンロードできます。 *noteから「キリスト新聞」電子版を1部ずつ購入できるようになりま

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          教会と共産党との類似性

          (2010年10月6日「松ちゃんの教室」ブログ記事再掲) 「Ministry」をご愛読いただいているかわむかい様のブログを通して、こんな記事を見つけました。 「大都会の小さなマンション」 日本共産党と教会 元になっているのは浅井基文氏(広島市立大広島平和研究所所長)による「21世紀の日本と国際社会」のこちらのコラム。 浅井氏の指摘する党自身が取り組むべき諸課題について、クリスチャンにも「同じ病魔が潜んで」おり、共通の批判があてはまるという。 例えば…… ……などなど

          教会と共産党との類似性