はんにゃ なつみ

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声楽教室sfidaと訪問コンサート事業one's concertを運営しています。声のことならお任せあれ! 声楽教室sfida https://seigakukyoshitsu-sfida.com/ one's concert https://one-s-concert.com/

最近の記事

バランスって大事

バランスが大事。 それに気付いたのは30代に入ってからです。 10代、20代はとにかく駆け抜けていきました。 自分の思いや考えは間違っていない!と、妙な自信があったのか、ただのプライドが高い女だったのか・・・諸突猛進。 白か黒しかない世界。 そして自分と反対のものを許容する心も、余裕もなかったのです。 しかし、それによって・・・私は沢山のものを失いました。 得たものもあると思いますが、それ以上に失ったものの方が多かったように思います。 第一に人。 とにかく尖って尖

    • ハード面を整えることの大切さ

      何かを達成したい時。 例えば、ダイエットや仕事のタスクを、いつまでに達成したい!となった時に、私が一番大切にするのは 「ハード面」です。 やる気を出す!とか、目標を立てる!とか、勿論とっても大切なことなのですが・・・ 私はそれだけでは、なかなか長続きしません・・・。 特にダイエットです。 明日ランニングしよう。とか 明日筋トレしよう。とか そんな決め事は簡単に破られてしまいます。(私だけでしょうか?)気持ちだけでやっていける人もいると思うのですが、私は全くできず・・

      • 食わず嫌いを克服する

        私はとにかく食わず嫌いです。 食べ物は勿論ですが、生きていく上でも・・・ 勝手に「これはこうだから私はできないだろう」 「これは苦手そう」「これは難しそう」「これは関係なさそう」など 経験する前から決め込んでしまう傾向があります。 それによって、どれだけの経験という財産を失ってきたのか・・・ 想像すると恐ろしいので想像しません。 最近は、そうすることが損なような気がしてきたので・・・ なるべくチャレンジするようにしています。 ただそれは、いきなりできることではないの

        • 歌と健康

          私は合唱指導は23歳の時から本格的にスタートしました。 今年で16年目です。 アマチュアさんの合唱団なので、殆ど(全員?)が私より年齢が上の方々です。最高年齢は100歳!!! 毎週木曜日の練習に参加されています。 コロナが流行する前は、90歳代の方も多く在籍されていました。 80歳代の方も含めて、10名以上はだったように思います。 そんな皆さん、殆どの方が足腰も元気でいらっしゃいます。物忘れもなく、いつでも元気なお声でお話されています。 駐車場に車を停めて扉を開けば、2

        バランスって大事

          今を生きることが少なく感じる

          人それぞれ「思考癖」というのがあると思います。 「セルフトーク」心の中で、自分と対話をすること(考えること)は1日の中で4万回~6万回していると言われています。 「何食べようかな」「トイレ行きたいな」「寒いな」など、次から次へと自分の心の中で言葉が紡がれていきます。 そのセルフトークには、人それぞれの癖があると私は思っています。 「不安なことを思い浮かべやすい」 「未来のことを思い浮かべやすい」 「楽観的なことを思い浮かべやすい」 など。 私は元々「過去」を見る癖が強

          今を生きることが少なく感じる

          情報を取りにいかないと負ける世界戦

          大学を卒業して、第一に感じたのは 「学生がいかに守られていたのか」 ということでした。 社会に出てはじめて知ったことが山ほどありました。 特にお金については「そうなの?!」がありすぎました。 そもそも、国民保険が何ぞや国民年金が何なのか、わかっていませんでした。住民税?何それ・・・ 私が社会に出たのは15年ほど前のことなので、今ほど情報はあふれていませんでした。なので、今思えばどうやってその情報を手に入れていたのだろうか?と不思議ですが・・・ 何せ、自分で立って歩かな

          情報を取りにいかないと負ける世界戦

          会社を辞めるきっかけ

          私は以前、音楽とは関係のない仕事に3年程勤めていました。 パートとして1年、社員として2年勤めました。 心のどこかでは「音楽で何かしたい」という気持ちと、「私は音楽家だ」という変なプライドがあって、大学時代の友人が音楽で活動している姿をみると、妬ましい気持ちを持っていました。 そんな私が仕事を辞めて、音楽で社会に貢献したいと思い独立したのは・・・めぐり合わせだと思います。 先ほどもお話したように、私は会社勤めしながらも、心ではずっと葛藤していました。でも「何を」したら

          会社を辞めるきっかけ

          喉の調子がおかしい?そんなときの対処法

          先日、朝起きた時に 「あ、これは喉がやばい」 と感じました。 その日は、2曲ほど歌う日だったので私としては・・・ 「ああ・・・やばいなあ」 という感じでした。 多くの人が、調子が悪い時に 「ささやき声」で話すかと思います。 これは、絶対にやってはいけない!!! と、私は思っています・・・・。 これは、声帯や喉の炎症が起きている部分に対して、過度に息があたってしまうので、よくないのです。 勿論、病院に行けることが望ましいです。 喉の調子が悪いと言っても、どこにどんな事が

          喉の調子がおかしい?そんなときの対処法

          プロの音楽家とアマチュアとの違いは?

          世間でよく「プロ」と「アマチュア」と区別される際に 資格があるとか、大学を卒業しているとか、そんな風に区切られることがあるかと思います。 資格があるものに関しては、非常にわかりやすいなと感じます。 一方で、音楽家のように資格がないものの場合、「プロ」と「アマチュア」を何で分けるのか・・・非常に悩ましく感じていました。 というのも、歌は特に老若男女問わず普段から口ずさむこともできますし、明確に「これがいい」というものがあるわけではないと思います。 習っていなくても「あの子

          プロの音楽家とアマチュアとの違いは?

          日本語の難しさ

          歌う上で欠かせない「腹式呼吸」 みなさんは、どんなイメージをもっていますでしょうか? 多くの人が 「おなかを膨らませる」 「おなかに息を入れる」 というようなイメージがあるようです。 実際に、大学生ですら「腹式呼吸はどこに息入れるの?」の質問に「おなか!」と答える人がいるほどです。 「腹式呼吸」の定義は確実にこれ!と言われていることはないかもしれません。それが故に、字面だけで「おなかに息を入れる」というイメージが生まれます。 同じように「休符」もです。 休むという感じ

          誇りをもって

          2か月ほど前ですが、伊丹市の小西酒造さんの小西社長のお話を聞かせていただきました。 470年ほど続く酒造会社の社長さんなので、一体どんなイケイケな感じの方なのかと思いきや・・・ とても穏やかで、謙虚なお方で驚きました。 ベルギービールに関わるお話、そしてビジネスに関わるお話を聞かせていただいたのですが・・・ そこで感じたのは 「誇りをもって仕事をしていらっしゃる」 ということでした。 「好き」だとか「誇りがある」とか、そんな言葉は一度も出てきませんでしたが、その気持

          余白を大切にする

          最近、家族で伊勢志摩に旅行に行ってきました。 私は大の旅行好きで、大学を卒業してすぐもイタリアに1か月ほど。その後も、1人で国内の電車の旅などいく事が多かったです。 昔は、とにかく旅行は詰め込むだけ詰め込むタイプでした。 分刻みでスケジュールを立て、時間の無駄がないように。ここでしかできないことをやりまくる! というのが若かりし頃の私の旅のスタイルでした。 しかし、大人になった今は正反対です。 殆ど予定を入れません(笑) のんびり。ただひたすらのんびり過ごします。 行

          余白を大切にする

          1音1音に向き合うこと

          先日、門下生による発表会があり、出演させていただきました。 例年、特に何も考えることなく出演していたのですが・・・ 今年は「日本語を美しく歌う」こと「中低音の強化」を目標にしようと、選曲しました。 大学時代から、殆どがイタリアのものだったので・・・実は日本歌曲は殆どチャレンジしたことがありませんでした。なので、今日本の唱歌や懐かしい昭和歌謡曲などを歌わせていただく時に、なんとなくしっくりきていなくて、もっと何かできるんじゃないか?と思うようになりました。 音楽に対する考

          1音1音に向き合うこと

          成長する為に必要なこと

          受験シーズンもいよいよ大詰め。 教室にも、学生さんが何人か来てくださっています。 今年は1名、国公立大学を目指してがんばっている子がいます。 8月末辺りから 「歌で受験したいと思っている」 と体験に来てくださいました。 入試まで6か月を切っている状況でした。 正直、かなりのスロースタートです。 共通テストが終わるまでは「声楽で進む」という意識がそんなにあるわけではなく、大学の志望動機もそんなに強いようには見えませんでした。 その為、レッスンをしていても 「急激によくなる

          成長する為に必要なこと

          お葬式における音楽の意義

          先日、お歌が大好きな方のお葬儀で歌わせていただきました。 合唱を何十年もされていて、その中でも大好きな歌が 「落葉松」 という小林秀雄さんが作曲された名曲です。 静けさの中にある力強さを表現されているように思います。 ボイストレーナーとして、何度かその方のお部屋でレッスン・・・というよりも、懐かしい歌を一緒に歌わせていただきました。 30分程度でしょうか。 涙を流されることも多く、音楽によって様々な記憶が呼び起されてなつかしさを感じられていたのだと思います。 そして、

          お葬式における音楽の意義

          声が聞こえないと言われる理由。

          コンサート事業と並行して、私は自宅での声楽教室を行っています。 ヴォイストレーナーをしている、というとよく言われるのは・・・ 「声が聞こえないと言われるけど、どうすれば治る?」ということ。 立て続けにそのような悩みをお持ちの方が体験レッスンにいらっしゃいました。ご本人としてはとてもお辛いことだと思います。 「聞こえるようになる」にはどうすればいいか? 結論から言いますと・・・ 「心もちを変える事」 何を言っているのかさっぱり・・・。 いやいや、舌の使い方とかある

          声が聞こえないと言われる理由。