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湘南への移住:2020

今年の一番の我が家のビッグイベントは移住です。30年以上住んだ都心を離れ、9月に湘南・茅ヶ崎へ引っ越しました。

大学時代にサーフィンをはじめた時から長年通った土地。当時から「いつかは湘南で暮らしてみたい」と思っていて、東京オリンピック・パラリンピックが終わったら引っ越したいなと密かに温めていたプランです。

コロナになり、かなり早い段階(2月末)から当社はリモートワークに切り替えました。そんなワークスタイルの変化も背中を大きく押したのは言うまでもありません。

そして更に、妻が茅ケ崎産まれだったことが最後の決め手です。文京区(江戸川橋・小日向・神楽坂エリア)で開業していたアロマサロンを茅ヶ崎へ完全移転しました。

また、湘南エリアにはここ数年で友人・知人が何人も移住していて、更にはローカル(地元)の友人もいて、本当に良い形で湘南生活のスタートを切ることができました。

おまけに、母の実家である白馬村へは、なんと都内から行くよりも近くなってしまい、良いことずくめ。更には、茅ケ崎在住のローカルや知人・友人には、サーファーはもちろん、雪山に通うプロフェッショナルも多く、共通の知り合いだらけ笑                           とにかくご縁に驚いています。

早速、湘南と白馬を繋ぐイベントを(亡くなった親戚の遺志を継いで)ほんの少しだけお手伝いさせてもらいました。

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僕は、生まれは長野の山の田舎ですが、小学校で引っ越して来て以来、中・高・大と東京のど真ん中で育ち、当然、海の街で生活したことはなく、多少の不安はありながらも、新生活を無事スタートできています。

しかし、こっちに来てみて気づいたことはたくさんあって、とにかく、空が広い!青い!空気が綺麗!富士山キレイ!魚が美味すぎる!

でもそれよりも何よりも、人が温かい。

茅ヶ崎の人は、ローカルも移住者も茅ヶ崎を愛していて、そして人に優しい。横断歩道で人が待っていたら、どんなヤン車でもちゃんと止まる。こんな光景は海外でしか見たことないよなーなんて感じていて、そりゃ人気出るよなここ、と実感中。

世の中は、ホントに動いてみないと分からないことばかり。これだけ長い間海に通っていたけれど、通うのと住むのとではまるで景色が違う。

新居は、海からチャリで1分、徒歩5分。アロマセラピーサロンと僕のホームオフィス、そしてサーフボードラックとシャワーは完備です。波がある日は毎日のように海に入っているので、お近くの皆さまどうぞよろしくお願いします。

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コロナで花開いたリモート時代だからこそ可能になったライフスタイルかもしれませんが、一方で、やはりリアルでその場にいないとできないこと・分からないことが浮き彫りにもなりました。

四ツ谷のオフィスからチャリで15分と一番近かった僕が、通勤1時間半以上というエリアにすっ飛んで来てみて初めて分かったことが多くあります。

当社はスタートアップ、ベンチャー企業ですが、いま流行りの「オフィスは不要」とは1ミリも思いません。必ず揺り戻しは来るはず。僕たちにとって、そもそもオフィスはワークプレイスではなく「コミュニケーションプレイス」です。人と人とがリアルで会うことの価値や意味をこれからも突き詰めていきたいと思います。

海の目の前に引っ越して来たからこそ、逆に、都心の良さも再認識することができました。今後も海や山や自然と大都会を行き来しながら、良いモノを生み出していきたいと思います。

残念ながら感染症との共存はしばらく続きそうですが、うまく付き合いながら、来年は皆で力を合わせて、少しでも良い年にしたいですね。

さようなら、幻の2020。はじめまして!2021!

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