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10代の頃に感じていた大人
20代の頃に感じていた大人
30代 40代……

歳を重ねている今思うのは
案外 大人って大人じゃないのかも…です


あと3年ほどで自分が〝還暦〟だって
こないだ気がついて
かなりびっくりしています

だって相変わらず
紫蘇と柚子は食べられないし
忌野清志郎が好きだし
なんか〝大人〟にイラつくムカつく事が日々あるし
素敵な人に出会えばキュンキュンするし
昔話をすれば脳内お花畑みたいになるし

精神的には20歳!?失礼!


でも髪は白髪が確実に増えているし
肌は細かいしわでカサカサになっているし
老眼は進む一方だし
高校生を見たらみんな可愛らしいって思うし
〝今頃の若い子は…〟って思ったりするし

精神年齢だけ置いてきぼりのまま
身体のガタだけ進んでるみたい



私は父親を過度にヒーロー視していたから
現実とのギャップで20代の時に大嫌いになりました
今〝老害〟と言われている事を全てやっていたから

自分が老害を起こす年齢に限りなく近づいていくと
見えなかったものが見えてきた気がして
擁護はできないけど
それをやってしまう心理は
理解できるような気がしています


老害案件があると

クソジジイ○ね!
死ぬのを待つだけの高齢者
用済みなんだから家にいろ!

そんな言葉が飛び交ったりしています


私も〝老害〟と言われている出来事に出くわすと
ムカつきます
ものすごく腹が立ちます
クソジジイ!って思います

でもふと
自分に置き換えたり母親に置き換えたりすると
う~ん…と考えてしまいます

その〝クソジジイ〟が我が親だったら?
自分だったら?

我が親や自分はそんな事を言ったりしたりしない
そう断言できるでしょうか?

今イキって闊歩している若者たちも
間違いなく歳をとります
だんだんと自分の意に反する心や身体の変化に
戸惑い続けながら死ぬまで生きていきます

そしてその時の流れは
信じられないぐらい早いです
めちゃくちゃ早いです

ほんとに早いです


〝クソジジイ○ね!〟とか言ってる時間はないです









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