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無表情の奥の奥には何があるんでしょう?

今朝タヌキを見ました
アレは間違いなくタヌキでした

我が家は市の中心部まで車で10分ほど
信号がなければ5分もかからない所
先日から行っている山刈り場でもなく
川沿いの公園です
なんかイノシシも
どんどん住宅地に下りて来ているようで
いろんな意味で心配ですね

ここ数日
そんなにボリュームのある本ではないけれど
1日1冊ペースで読んでいました
編み物しながら
ホリエモンチャンネルを聴きながら
読んでいた時間もありました


「迷惑をかける」って事に関して
なんかいろいろ考えてしまっています
母が私の目を見てきちんと認識して発した
最後の言葉が
「またこの役立たずが迷惑かけてる!」でした
それはこちらのセリフなのに
ずっとあの情景は忘れる事はないと思います

困っている人(人に限らずだけど)が
目の前にいたら手を差しのべる
極々自然な事のはずなのに
それができない
気がつかない
やりにくい
そんななんだか不自然な感情が
湧いてくるのも今どきの世の中でしょうか

ある時車椅子利用者が
路線バスに乗ろうと待っていて
バスが来て運転手に乗せてもらおうとしたら
時間が推していたのか(私の記憶が曖昧です)断られ
それをネット上でアップしたら
他の人たちに迷惑なんだから当たり前とか
時間帯を考えろとか
利用者に批判的なコメントが
たくさんついたらしいです
その話をホリエモンチャンネルで聴きました
もう何年か前の話です
ゲストの乙武さんが
「まわりにいた人がすれば良かったのでは?」
「それって迷惑なんでしょうか?」と
言っていました
全くその通りだと思います

よく言われる
「逆の立場になって考えてみて」
なんて事まで考えなくても
自然に身体が動くという感覚
それが失われつつある気がします

もちろんその瞬間に
いろいろな事が頭の中を巡って
動きが止まったりためらう事もあります
出過ぎた事なんだろうかとか
考えてしまったり

でも無表情な人っています

例えば
以前自宅前の学校関係者に
気をつけて欲しい事を伝えた時に
全くの無表情で「かしこまりました」と
繰り返した若い男性がいました


例えば
こちらが道を譲ろうと
立ち止まって待っていてすれ違う時に
全くの無表情の人がいます
確実に私の姿は視界に入っています
立ち止まって何かをするような場所でも
ありません
間違いなくその人が通れるように
待っているんです
でも無表情
今どきの若い人…という話でもありません
今朝は高校生の女の子が
小さな小さな声で「すみません」と
言ってくれました
恥ずかしそうな顔をして

挨拶もしないのか詫びも言わないのか
会釈ぐらいしなさいよ…
そういう気持ちではありません
なぜこの場面で
顔色1つ変えない無表情でいられるのか
それが不思議なんです

あの人たちはきっと目の前で人が転んでも
あの無表情で
通り過ぎるんだろうなと思います


社会がそういう風に
人を育てて来たんだと思います
ヘタに関わると「不審者情報」になりますから

人を見たら泥棒と思え……でしょうか

今なら
人を見たらバイ菌と思え……ですね


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