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今朝は鳩の唄声で目が覚めました

ポーポー クルックー
ポーポー クルックー

わかりますか?
文字にすると…と考えてみましたが
私の表現力ではここまでです
それそれ!という正解はあるでしょうか


この唄声を聴いて
小中学生の頃の朝を思い出しました

体育と美術系の授業と行事が大嫌いでした
体育は言わずもがな
美術系は
描きたくないものや作りたくないものを
決まった時間に決まった場所で作る苦痛
行事はひたすらめんどくさく思っていました

目が覚めて鳩の唄声を聴きながら
今日は体育がある
今日は図工の時間がある…
起きられない理由を必死で考える朝
世界で一番不幸な私の
不幸な時間でした

何度か仮病を使いました
母にそれを咎められる事はありませんでした
理解があったというより
学校を休む事が大した事ではないと
思っていたような気がします

通信簿もあまり重要視されませんでした
親がどれだけ褒めようが自分自身で
自分のやる気スイッチを押さない限り
動き出さない娘の事が
わかっていたのかも知れません

学校生活って社会人として世に出るために
必要な事という前提です
それを普通にこなせない子どもが
間違っているように思われています
親の身となれば
他の子どもが当たり前にできている事を
我が子ができないという苦痛を
感じてしまったりします

でも私は私なりにどんな事でも
前提を疑う気持ちを持っていたいと
思っています
我が子にもそういう考え方を
持っていて欲しいと思っています


今ではあの鳩の唄声で目が覚めて
今日は…とその日にやるべき事で悩むのは
年に数回しかありません

幸せな事です

結局は決まった時間に決まった事を
しないといけなくなりますが
それはほぼ自分が決めた流れなので
どれだけずれても順番が変わっても
全く問題ありません


布団の中でしばらく本を読んでいました
もう起きようと動き出した時には
あの鳩の唄声は聴こえませんでした
彼らにも日々のルーティンがあるんですね


ポーポー クルックー
ポーポー クルックー

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